さて、今回は・・・、
「タオルの寿命と交換のタイミング」について記事を書きました。
毎日の生活の中で必需品となっているタオル。毎日当たり前のように使っていますが、実際にはどのくらいの期間使えるのでしょうか?
今回は、タオルの種類と交換時期について解説します。
また、良い状態をできるだけ長く保つための方法についても解説していきます。
■タオルの交換時期
タオルの替え時については、食品における賞味期限のような分かりやすい目安はありません。
一般的に、タオルは半年~1年に1回交換するのが良いとされています。
素材や洗濯機の種類などによって異なりますが、30回以上洗濯すると肌触りや機能性がどうしても落ちてくるもの。
吸水性が落ちた、ゴワゴワしてきた、なんとなく汚れてきた…と感じた時には既に替え時かもしれません。
タオルをよく使う、毎日のように洗濯する、という方は、早めに交換した方が気持ちよく使えます。
■タオルを長持ちさせる方法
・使用前に一度洗う。
ご使用前にはたっぷりの水で洗濯することをおすすめしています。
タオルが泳ぐようにたっぷりの水で洗うことで生地が傷みにくく、毛羽落ち防止効果もあります。ドラム式洗濯機では、水量が少なく設定されていますので、少し多めの水量に設定して洗う事をおすすめします。
・柔軟剤の使用を控える。
柔軟剤を使用するとタオルの繊維や糸が滑りやすくなり、毛羽落ち・パイル抜けなどの原因になります。
また、吸水性の低下の原因になる場合も。
長期間使用してタオルがゴワゴワしてきたと感じた場合に、少量お使い頂くのがおすすめです。
・風通しの良い日陰に干す。
タオルは生乾きだと雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイの原因になる場合も。
風通しの良い場所に干して、なるべく早く乾かしましょう。
また、紫外線は繊維を傷める原因になる為、なるべく直射日光を避けると良いでしょう。
ハンガーなどにも干しやすいスマートサイズのバスタオルもありますよ。
・湿気の少ない場所で保管する。
タオルは湿気に弱く、カビやすいもの。
保管するときは湿気の少ない場所で保管する方が良いでしょう。
・パイルが飛び出た時は切る。
タオルの糸が輪になっている部分のことをパイルと言います。
パイル糸を引っかけてしまった場合などは、引っ張らずにハサミでカットしてください。そのままにしていると、他の物に絡んでほつれの原因になります。
■タオルの種類
《代表的な素材》
《代表的な織り方》
・パイル地
パイルをカットしたものをシャーリングタオルと言い、なめらかな肌触りとツヤ感が特徴です。
・シャーリング
パイルをカットしたものをシャーリングタオルと言い、なめらかな肌触りとツヤ感が特徴です。
ループが切断されているため引っ掛けにくいため、パイル地の抜けやひっかかりが気になる方におすすめです。
・ジャガード織
ジャガード織という模様を織り込むための織り方で作られたタオルのことを言います。
しっかりした厚みを持たせていることが多い織り方です。
・ワッフル織
マス型の凹凸を表面に織り出す織り方です。食べ物のワッフルに似ているのでこのように呼ばれます。
凹凸による立体感があり、吸水性があります。糸抜けしにくく、乾きやすいのも特徴です。
■まとめ
タオルは毎日の生活の中で重要な役割を担っており、適切なケアとメンテナンスをすることで長持ちさせることができます。
簡単なコツを守ることで、タオルをいつも良い状態で使うことができるので、是非参考にしてみてくださいね!