私が好きな池波正太郎氏のまさしく代表作です。 23巻は以前に読んでいたのですがこれで終わりになるのが残念で、しばらく読まずにいましたが、最終巻であるこの24巻を本日、読み終えました。 この24巻も絶筆となっており非常に良いところで話が切れております。 池波氏の三大シリーズはこの鬼平の他に「剣客商売」と「仕掛人・藤枝梅安」のシリーズがありますが結局、完結したのは剣客商売だけです。 絶筆となっているこれらの作品を見ると本当に円熟に達した池波氏の早すぎる逝去が惜しまれてなりません。