社長日誌

DIARY

アイアムレジェンド(ネタバレ)

 本日はお休みでしたのでウィル・スミス主演の「アイアムレジェンド」を見に行きました。
 なんかバイオハザードシリーズの番外編みたいな感じだったので調べてみると、バイオハザードシリーズよりはるかに以前の1954年に発表された「吸血鬼」という本が原作です。
 しかし、原作と映画の結末がここまで違うと果たして原作と言えるのかというくらい内容が違います。
 映画では細菌学者の主人公が、ウィルス感染の発生地であるニューヨークにバイオハザード後もとどまり、たまたま免疫があった自分の血液から血清の開発をしたにもかかわらず、最終的にはこの血清を他人に託して自分は死をむかえるという結末で、その英雄的な行為が「レジェンド(伝説)」というとらえ方です。
 一方、原作はウィルス感染した吸血鬼を日中に杭を打って退治してまわっていた主人公が、吸血鬼に捕まって処刑されようとしたときに、吸血鬼には知性があり既にコミュニティも確立されており、相手から見ると自分の方が、人々が眠っている内に杭を打ち込んで殺害していく「伝説(レジェンド)の怪物」になっていたと気がつくという話です。
 同じ伝説(レジェンド)でも、ここまで違うものですかね。