真綿布団
真綿(シルク・絹)を中綿や生地に使用したお布団です。
シルク特有のしなやかな肌触りやフィット感、汗ばむ時期でもサラッと使える優れた吸放湿性が特徴です。
また、切れにくい繊維のためホコリが出にくく、肌にとても優しい素材のため、お肌がデリケートな方には特におすすめです。
国内では滋賀の近江真綿、福島の入金真綿などが有名です。
真綿布団のポイント
1
ミルフィーユ構造
真綿布団の中綿は、シルクのシートが何十層にも重なったミルフィーユ構造になっています。
真綿のもつ吸湿性(木綿の約1,5倍)に加えて、真綿布団特有のミルフィーユ構造が、睡眠中に発生する寝汗などの不快な湿気をすばやく吸収・放出して、サラッとした快適な寝心地を生みだしています。
2
なめらかな肌触り
真綿(シルク)の繊維は極細のため、柔らかくなめらかな肌触りです。
またシルクは染め上がりが美しく、繊細な柄でも鮮やかに染め分けることが出来ます。
3
保温性
真綿の保温性は羽毛ほどではないものの、羊毛や木綿より高く、放湿性も高いので春から秋にかけて、長いシーズン使用することができます。
真綿布団をインナーケットとして毛布のように使うと、保温性も上がりムレ感も軽減するので快適です。
真綿の表面は天然の保湿成分「セシリン」で覆われており、肌や髪の保湿効果が期待できるので、最近では真綿の枕カバーやナイトキャップが注目されています。