社長日誌

DIARY

斬殺者

 表題の「斬殺者」は原作 梶原一騎氏、作画 小島剛夕氏の劇画で、副題が宮本武蔵異聞となっているように、宮本武蔵が巌流島での佐々木小次郎との決闘に勝ってから後の話を描いたものです。
 梶原氏と小島氏は両名共、お亡くなりになっていて聞き慣れない方も多いかもしれませんが、梶原氏は「巨人の星」や「あしたのジョー」「空手バカ一代」の原作を手がけたスポ根ものの原作者としては神様みたいな人ですし、小島氏も世界的に有名となった「子連れ狼」の作画を手がけたという意味では劇画界では知らない人がいないほどの天才です。
 本日は休日でしたが、夕方からはロマンス小杉の社長さんがお越しになって、一緒に食事に行くことになっていたので遠出するわけにもいかず1日中ごろごろしながら、この漫画を読んでおりました。
 最近の漫画は字も少ないので、1冊20分もあれば読み終わりますが、この本はゆっくり読むと1冊1時間以上かかります。
 この漫画の連載は昭和47年(1972年)頃ですので、約40年たつわけですが、最近の漫画と比べるとなんか漫画も軽薄になってしまったものだと感慨に浸ってしまいます。(>_<)