社長日誌

DIARY

ゴマすり

 昨日はSN社のU氏が来社していたので、一緒に松茂の「山かつ」で昼食をとりました。
 山かつは豚カツ専門店で、その豚カツを食べる作法は、まず最初にゴマの入った小ぶりの鉢とすり棒が出てくるので、客自身がゴマをすりながら料理が出てくるのを待ちます。
 次に豚カツが出てくると、その鉢に豚カツソースを直接入れ、そこに豚カツをつけて食べるのです。
 私はできるだけゴマを細かくするのが好きなので、丁寧にゴマをするのですが、U氏はきちんとすっておりません。
 私がもっと丁寧にゴマをすった方が良いですよと勧めると、「ゴマが気管に入ってむせやすいので、いつも粗く引くようにしてるんです。」と言うのです。
 私はこれまで何度もこの方法で豚カツを食べましたが、一度としてむせたことはありません。
 人によってはそんなことも、あるのかなあと思っておりましたが、一緒に食べ始めると、結局むせていました。
 おまけに、むせた拍子に咳が出て私の料理と顔にツバがかかってしまいました。
 U氏は「すいません。やっぱり出ちゃいました」と謝るので、まあいいかと思い怒りもせずにそのまま食べ続けました。
 しかし、後でよくよく考えてみると、U氏は作法に従わず、豚カツに直接ソースをかけて、その上にゴマを振り掛けておりました。
 ゴマのすり方よりも、これが原因でむせているのではないかと思います。
 やはり、決められた作法は守らなければいけませんね。(-_-)