社長日誌

DIARY

低価法

 最近、仕入れをしていて感じるのが低価法の存在です。
 低価法とは、棚卸し資産について仕入れ原価と時価の低い方で期末資産に計上するという方式で、昨年あたりから強制適用になってきているようです。
 実際に仕入れではどのような影響があるかというと、これまでは在庫が多すぎるので、一部を原価以下で処分して残りは来期に持ち越しするということもあったのですが、原価以下で処分した実績ができると時価が下がったということで全部の在庫を処分した原価で計上しなければいけなくなっているようです。
 どこまで厳密にやっているかは、各社で対応が違うようですが、多かれ少なかれ影響が出てくると思います。
 色々な法律がどんどん変わっていくので、ついて行く方も大変ですね。