上橋菜穂子女史の守り人シリーズ第2巻です。 今回は女用心棒バルサが故郷へ帰る話ですが、非常に軽快な進展で、読む者を飽きさせません。 仕事から帰って読み始めたのですが、ついつい最後まで読んでしまいました。 上橋女史の生み出す世界観は細部へのこだわりが絶妙で、しかも破綻がないので非常に現実感があります。 面白いのでついつい早く読んでしまいがちですが、限られた作品なのでゆっくりディーテールを楽しみながら読んでいきたいものです。(^^)