社長日誌

DIARY

経営計画を立てる意味

 経営計画を作る最も重要なポイントは、勘と過去の経験に頼った経営からの脱却だと思います。
 常々、経営には「成り行き経営」「思いつき経営」「仮説+計画経営」の3つあると考えております。
 中小企業は元々、「成り行き経営」や「思いつき経営」の会社が多く見受けられますが、経済がインフレ期であったり、事業自体が成長期であったりする場合は「成り行き経営」も、そんなに困ることもないかもしれませんが、デフレ期や縮小市場で事業を行っている場合は、当然のごとく業績は下がっていき、少しの失敗が致命傷につながりかねません。
 また、勘が決して悪いわけではなく、直感力も重要な経営力の一つかもしれませんが、裏付けがなければ他人を納得させにくいし、そもそも毎回、当たるとの保証はどこにもありません。
 仮説を立て、仮説を基に経営計画を立て、実行し検証していくことが経営の王道だと思います。
 経営者の重要な仕事は、いかに正確な仮説を立て、頑張れば頑張った以上に成果が得られる市場に企業を導いていくところにあると思います。
 私自身、偉そうなことを書いておりますが、まだまだ、できておりませんので、今後とも頑張っていかなければなりませんね。(^^)