社長日誌

DIARY

理念で飯が食えるのか?

本日は川内店で営業会議を終えて、本部に出社したのですが、資料を読み込もうと思うと席の後ろにあるサーバーの音がうるさく帰宅して作業を続けることにしました。

10月12日に徳島文理大学で授業を担当することになっているので、そのための資料作りですが、理念の重要性について話をする予定になっています。

以前、経営者同士で「理念で飯が食えるのか?」という話し合いを繰り返したことがありましたが、私の結論は「理念で飯が食えるわけではないが、理念がないと飯を食い続けることはできない」ということです。

以前、ロータリークラブの歴史を調べたこともありますが、今回は中小企業家同友会の「中同協50周年誌」を読み込んでいき、現在では経営理念の重要性を大きく掲げている中小企業家同友会自身はいつごろ理念を成文化したのかを調べて行きました。

中小企業家同友会の発足をどこに置くかの議論はあるかと思いますが、1957年の日本中小企業家同友会の設立を中小企業家同友会設立と位置づけるならば、同友会理念である「三つの目的」が制定される1973年までに16年が経過しています。

やはり、強い理念を持って創業する組織は少ないが、その後、強い理念を手に入れた組織が長く続くことができるという考えは間違っていないように思います。

今後も色々な組織の成り立ちを調べて、この考えを検証していきたいと思いますね。