日本人の睡眠は?
世界17カ国で行われた聞き取り調査によると、日本人の平均睡眠時間は6.4時間で、最下位だということが分かりました。
続いて短いのはドイツで6.8時間です。
日本人もドイツ人も昔から良く働くと言われるので、睡眠時間にも影響しているのかもしれません。
ちなみに、一番長く眠っているのは7.2時間で複数国あり、フランス・ベネルクス3国・スイス・メキシコでした。
世界平均は7時間ちょうどですので、それと比べると、日本は飛びぬけて短いことになります。
世界の就寝時刻と起床時刻
就寝時刻と起床時刻についてですが、世界の平均就寝時間は午後11時35分で、起床時間は午前6時50分でした。
日本人の平均は、就寝時間が午前0時16分で、起床時間が午前6時32分です。
世界平均と比べると、日本人は眠りにつくのが41分も遅く、起きるのが18分も早いことになります。
ちなみに一番宵っ張りの国はスペインで、平均就寝時間が午前0時18分、起床時間も午前7時26分と17カ国中、一番遅いです。
寝る時の服装は?
眠るときの服装についての調査も行われました。『パジャマ』『Tシャツ』『下着のみ』『何も着ない』の4種類から選ぶものでした。
この調査では、日本人の49%が『パジャマ』を着用していることがわかりました。
続いて『Tシャツと下着』が37%、『下着のみ』が8%、『何も着ない』が2%となっています。『何も着ない』割合は、日本がダントツで一番少なく、イギリスが34%で一番多い結果となりました。
夜起きる回数は?
夜に起きる回数についての調査では、世界平均は一晩のうちに1.7回で、日本人は、1.1回と17か国中最も少ない結果になりました。
一番多いのはイギリスで2.3回、続いてオーストラリアが2.2回。3位はブラジルで2.1回です。
日本の1.1回というのは、この数字からも分かるように、ダントツに少ないと言えます。
熟睡しているように思えるのですが、面白いことに、日本では1ヶ月に1回以上の不眠を感じる人が65%いて、世界平均の57%よりも多いことが分かっています。
ちなみに不眠を感じる割合が一番少ないのはアルゼンチンで、35%でした。
アルゼンチンは睡眠中、平均1.3回しか目覚めないと言うことですから、1.1回の日本人は、眠りが深くても満足していない人が多いのかもしれません。
ワンポイント
今回紹介したように、睡眠事情は国によっていろいろ違っています。
違いを比べてみると睡眠にもお国柄というものがあるというのがわかります。
何処の国の睡眠が良いというわけではありませんが、参考にしてみてください。