快眠のすすめ

KAIMIN COLUMN

寝汗の原因と眠り

寝汗の原因と眠り

寝汗の原因と眠り

だんだんと夜の気温も上がってきて、寝苦しく感じている人も多いと思います。中には、朝起きたときに寝汗でふとんが汗でぐしょぐしょになっているなんて人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、寝汗についてお話したいと思います。


一般的に私たちは、寝ている時に毎日およそコップ1杯の汗をかくと言われています。これは、脳に休息を与え深い眠りを導くとともに、体温を下げることで睡眠中のエネルギーの浪費を防ごうとする生理現象のひとつです。
ですので、誰でも寝ている時には汗をかいているのです。

しかし、起きたときには、汗をかいたという意識は無いという人もいるかもしれません。睡眠中にかいた汗は、掛け布団におよそ30%、敷布団におよそ70%吸収されていますので、起きたときに気づいていない人が多いのだと考えられます。

この眠っている時の汗が通常の量よりも多い場合、いわゆるこれが寝汗ということになるのですが、その場合は要注意です。

汗の種類

汗には2種類あって、簡単に言うと「サラサラ汗」と「ベトベト汗」です。

「サラサラ汗」は簡単に言うと水に近い汗のことです。
汗にミネラル分となどが含まれていない汗で、すっきりとしていて、汗をかいたあとも疲労感が残りにくいのが特徴です。

「ベトベト汗」は、血液中のミネラル成分が含まれている汗で、かいた後に体がベトベトし、疲れを感じます。

寝汗も、「サラサラ汗」の場合は心配ありません。
例えば、季節的に暑くなったことが原因でかくような寝汗は「サラサラ汗」です。これは一過性のことですので心配する必要はありません。

しかし、これが「ベトベト汗」の場合は、他の原因が考えられます。
その原因として一番多いのが「ストレス」です。

ストレスを感じると「ベトベト汗」をかきやすくなります。「ベトベト汗」にはミネラル成分などが含まれており、水分が蒸発したときにミネラル分が表面に残ってベトベトするのです。

日頃から抑制されている人が一番解放されるときというのは、無意識になっている睡眠中です。日頃からのストレスが無意識のもとで開放されて、寝汗となって出てきます。

だからこそ、寝汗が「ベトベト汗」だと注意が必要です。

体の調子は悪くないと思っていても寝汗が多い人は一度病院で見てもらったほうが良いかもしれません。

ワンポイント

これまでのお話は成人についての事ですので、幼児やあかちゃんの場合は別です。小さいお子さんは健康であっても寝汗をよくかきますので、気にしなくてもかまいません。
皆さんも寝汗に注意して、快眠ライフを過ごしましょう。

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