こたつで寝るのはカラダに悪い?
肌寒い季節に欠かせないのがこたつ布団。一回こたつに入ってしまうと、もうそこから離れたくなくなってしまいますよね。気持ち良すぎてついつい寝入ってしまい、「こたつで寝てしまった!」「気づいたら朝!」なんてことはありませんか?
実はこのこたつで寝てしまうのはカラダに良くありません。こたつで寝ると「風邪を引く」と昔から言われています。これは30度以上もあるこたつの中で寝ると大量の汗をかき、脱水が進行します。こたつで寝ると風邪を引くのは、この大量の汗によって体が冷えるのが原因の一つです。
また人間のカラダは寝るとき、深い眠りにつくよう昼間の活動よりも体温を下げるようになっておりますが、こたつによって体温よりも高い温度で体が温められることによって、睡眠の質が悪くなり、疲れがとれにくくなるのです。さらに狭いこたつで寝ると寝返りが打てず、関節や筋肉に負担がかかるため、だるさを感じるようになると言われています。
こたつのメリット
こたつで寝てしまうのはカラダに良くありませんが、正しく使うことでこたつにはメリットもたくさんあります。例えば、他の暖房器具と比べ省エネ効果、部屋が乾燥しにくい、また何よりも家族団らんの憩いの場をつくり心も温めることが出来ます。
ワンポイント
冬に大活躍するこたつだからこそ、こたつで寝てしまわずにしっかり体調を整えましょう。