快眠のすすめ

KAIMIN COLUMN

定期的にしたいお布団のお手入れ

定期的にしたいお布団のお手入れ

今年も大掃除が始まる時期になりました。新年を気持ちよく迎えるために、各ご家庭でお掃除の準備をしだす方もいるでしょう。古くから、年末の大掃除は神様を迎える準備や、厄払いといった意味があります。

室内はもちろんですが、毎日使っている寝具のお手入れも忘れてはいけません。
お布団のお手入れと言えば、やはり天日干しです。吸収した寝汗による布団内部の湿気を取り、フカフカになるだけでなく、湿気を取ることでダニが繁殖しにくい環境を整えることにも繋がります。

天日干しの手順・注意点

天日干しに適した時間帯は、日の光が強い午前10時から午後3時頃までなので、その時間帯に片面ずつ、1~2時間ほど干してあげましょう。
ここで重要なのは、取り付けた布団カバーやシーツはそのままで行うことです。

天日干しは確かに効果的ですが、直射日光が布団本体の生地や、中身の素材を傷めてしまう恐れがあるので、それを軽減するために必要です。基本的には干しすぎないようにすれば大丈夫ですが、日光自体に弱い素材もありますので、そういった素材の布団を干すときは風通しの良い日陰で行いましょう。

天日干しが終わったら布団たたきなどで叩いたりせず、軽く手で表面のほこりを払って取り込みましょう。余裕があれば、掃除機を軽くかけてあげるとさらに効果的です。

天日干しは毎日する必要はなく、週に1回くらいで大丈夫です。ただし、季節によって寝汗の量は変わってきますので、夏は週に1回、冬は2週間に1回など、季節によって変えていきましょう。

ワンポイント

適切にお手入れをすることでお布団の寿命も延び、快適な使い心地を維持できますので、お休みの日には定期的なお手入れを忘れないようにしていきたいですね。

SHARE!
一覧へ

関連記事

2024.07.01
快眠のすすめ
寝具のカビリスクと対策:敷布団 vs ベッド
2024.06.10
快眠のすすめ
梅雨時の快眠ガイド:湿気対策で寝苦しさを解消しよう♪
2024.05.27
快眠のすすめ
伝統の近江ちぢみで心地よく眠る。西川「季ノ布」シリーズ
2024.07.01
快眠のすすめ
寝具のカビリスクと対策:敷布団 vs ベッド
2024.06.10
快眠のすすめ
梅雨時の快眠ガイド:湿気対策で寝苦しさを解消しよう♪
2024.05.27
快眠のすすめ
伝統の近江ちぢみで心地よく眠る。西川「季ノ布」シリーズ