おねしょ対策
あかちゃんはお漏らしをすると、泣き出しますよね。おしりが濡れて気持ち悪くなって泣くのですが、つまりはよく寝られないということです。
赤ちゃんがお漏らしをするのは、膀胱に、ある程度尿が溜まると自動的に出てくるからです。成長するにしたがって、尿が溜まってきても我慢することができるようになります。
おねしょと緊張
「おしっこが出そうだ」という感覚はだいたい3歳を過ぎる頃になると感じることができるようになってきて、だんだんと尿意を感じてトイレまで我慢できるようになってきます。
一般的に4歳くらいまでの幼児が夜布団の中でおねしょをするのはよく見られることで、5歳くらいになるとかなり減り、6~7歳で止まるというのがよくあるパターンです。
おねしょは、成長する段階で必ずおきることですので、あまり問題視する必要はありません。
中にはおねしょをしてしまった子供たちを叱ってしまう人もいますが、実はこれは逆効果です。
布団やパジャマなどが汚れてしまうのでつい怒りたくなる気持ちは分かるのですが、怒ったり問い詰めたりすると、子供たちが緊張してしまいます。
私たちも緊張するとトイレに行きたくなってしまうことがあると思いますが、子供たちも「またおねしょしてしまうかも」と緊張しながら寝ると、逆におねしょを引き起こす原因になったり、ぐっすり眠れなくなったりしてしまいます。
睡眠習慣
一番大事なのは、規則正しい睡眠習慣を身につけさせるということです。
例えば、眠る前に必ずトイレに行くことです。
これは、私たち大人も実践している人が多いかもしれません。トイレに行くことで、膀胱にたまった尿を眠る前に少なくするということになるのですが、子供たちにとっては「これでおねしょはしないだろう」という安心感を与える効果があります。
「おねしょするかも・・・」という緊張から解放してあげることが大切です。
そして、おねしょをしたら叱るのではなく、おねしょをしなかった日に思いっきりほめてあげましょう。
心理的にお子さんを追い詰めないようにしてください。
それから、よく言われることですが、寝る前には水分を控えることが大切です。飲んだ水分の多くは2時間から3時間で排出されるので、それを目安に夕食後くらいから水分を控えさせるとよいかもしれません。
ワンポイント
おねしょをする子供たちが毎日快眠できるように、私たち大人が協力することが大切ですね。