快眠のすすめ

皆さんは、普段布団カバーを付けていますか？
布団カバーには、布団の清潔さを保つだけでなく、側生地の損傷を防ぎ、羽毛の吹き出しを防ぐ役割があります。

また、最近では洗える布団も増え、カバーを付けない方も多くなったかと思います。

しかし、洗える布団だとしても、洗濯を繰り返せば布団を痛めてしまいます。洗濯に入らない、中綿が水分を含んで乾きにくい、干すスペースが必要など、布団を頻繁に洗濯することはあまり現実的ではないでしょう。

その点、カバーは洗濯しやすく、乾燥も早くて便利です。布団を小まめに洗うより、カバーを小まめに洗うようにしましょう。

布団カバーを選ぶ際、何か意識していることはありますか？

通気性や保温性はもちろんのこと、肌触りや自分の体質に合っているものを選ぶことが大切です。特に、アレルギー体質の方は、防ダニ・抗菌加工がされているものや化学物質不使用の天然素材で作られたものを選ぶことで、より快適に眠ることができます。

また、着脱しやすいことも重要です。
毎日使う布団は思っている以上に汚れているため、清潔を保つためにも最低週1回は洗濯した方が良いです。スナップボタン紐や全周ゴムの場合、すぐに着脱できるので日々のお手入れがしやすくなります。

しかし、機能性を備えてお手入れがしやすい布団はなかなか見つからないですよね。
そこで登場するのが、今回ご紹介する「ととのゑ」の布団カバーです。

昔ながらの和晒製法で作られた和晒ガーゼは、速乾性に優れているため夏は涼しくいつでもサラサラ。冬は高い保温性であたたかいため、1年中快適に眠ることができます。
また、洗濯の乾きが早いので手入れもしやすく、織り目も高密度で耐久性が高いので洗濯にも強いため、長く快適にご利用いただけます。

和晒とは

綿から不純物を取り除き、漂白する作業を「晒（さらし）」と呼びます。
日本伝統の晒加工である「和晒」は巨大釜と天然水を使いじっくりと手間暇をかけて4日間ほどに混むことで、繊維の一本一本が綿本体の丸みを保ちふんわりやわらかい仕上がりになります。

一般的な晒し（洋晒）との違い

一般的な晒し（洋晒）は、薬品を使って短時間で晒しています。そのため、綿の繊維がつぶれてしまい、肌触りが悪くなります。
一方、和晒は圧力が均一にかかるよう時間をかけて晒すので、綿本来の繊維の円形を保ち、ふっくらとした仕上がりになります。

加工手順

①加工前の生地
商品としての生地にするため製織の工程で必要だった糊や油分を取り除き漂白します。

②精錬・漂白
日本に数台しかない和晒し釜で水を何度も入れ替えながら生地を炊き、洗浄・熟成します。

③乾燥・成形
生地を乾燥させ、シルケット加工によって和晒特有のシワを伸ばして、形を整えます。

④縫製・仕上げ
国内有数の製法工場で厳しい検査のもと、熟練の職人さんが手作業で縫製を行います。

最初はパリッとした風合いですが、繰り返し洗うだびにふわふわに優しく育ち、肌に馴染むようなくったりとした柔らかさになります。

一般的なガーゼは、柔軟剤や染料などに科学物質が添加されることが多いですが、和晒ガーゼは、じっくり時間をかけて煮込んで不純物を取り除くので、人体に影響を与える残留物質が非常に少なくすみます。そのほかの工程でも極力化学物質を省き、天然由来のものが使われているので、小さいお子様でも安心してご利用いただけます。

柔らかく膨らんだ繊維の層が体温を閉じ込め、外の空気を通さずに暖かさを保つことができます。寒い時期は、身体をふんわりと包み込んで暖かく、暑い時期には優れた吸水性と発散性で汗をよく吸い込み快適に眠れます。

羽毛布団に使われている羽毛は、空気を多く含む性質があります。そのため、重くて固いカバーを掛けてしまうと羽毛の膨らみを阻害し、本来持つ機能を十分に発揮できなくなってしまいます。
そのため、羽毛の膨らみを阻害しない、布団のキルトにやわらかく寄り添う「ととのゑ」は最適だと言えます。

布団は毎日使うものなので、日々のお手入れのしやすさも重要です。「ととのゑ」は、スナップボタン紐や全周ゴムを採用するなど、洗いたいときにすぐに着脱できるようこだわりました。

ととのゑはこんな方におすすめ！

• カバーを変えるのが面倒くさい！
• 何年も使えるいいカバーがほしい！
• 羽毛布団に合うカバーがほしい！

和晒ガーゼは繰り返し洗濯することで、柔らかくふっくら育っていきます。
肌に馴染んでいく過程もぜひお楽しみください。