社長日誌

DIARY

うたの動物記

 日経新聞をいつから読んでいるか忘れましたが、これもいつ頃からか瀬戸内寂聴さんの「奇縁まんだら」と小池光氏の「うたの動物記」が、日曜日の私のお気に入りになっておりました。
 色々な動物の名前の由来やうたに纏わるエピソードが紹介され、毎回、非常に楽しませてくれました。
 特に、印象深かったのは「ツバメ」の回で「メ」が小鳥の接尾語だとしったこと(言われてみれば「すずめ」や「かもめ」にもついていますね。)や「タニシ」「カメ」「みみず」の3つが実際には鳴かない季語になっていることでした。
 本日、日経新聞をいつものように読むと、今回が最終回とのこと。
 最終回に氏が選んだ動物は「猫」です。
 「肛門を最後に嘗めて目を閉づる猫の生活をわれは愛する」
 情景が目に浮かんできます。
 しかし、これが最後かと思うと、氏の動物に対する愛情やユニークな着眼点、豊富な知識が大好きでしたが、残念ですね。(*^_^*)