社長日誌

DIARY

中原の虹

 昨日、中国の長期出張から帰ってきました。
 今回の出張では持って行こうと思っていた本を全て忘れてしまい、瀋陽のガイドブックまで忘れて2度買いするはめになってしまいました。
 関空でガイドブックを買い直して、旅の友にする本を選んでいたところ以前に読んで、非常に面白かった浅田次郎作「天空の昴」「珍妃の井戸」の続編が「中原の虹」というタイトルで、文庫になっておりました。
 なにげなく買って上海から瀋陽へと向かう飛行機の中で読んでいると、なんとこの本の舞台が、まさしくこれから向かう瀋陽(奉天)なので、思いがけない偶然に驚きました。
 主人公は1900年代初頭に旧満州で活躍した軍閥(馬賊?)の張作霖です。
 読むと非常に興味がそそられ、ガイドブックを見ていると、これまた偶然にも張作霖の家が瀋陽市内にあったので、見に行きました。
 なんか非常に縁を感じましたね。(*^_^*)
 ↓写真の銅像は息子の張学良、本の背景は瀋陽の街です。