社長日誌

DIARY

共走

 平成19年の商業統計速報が発表されて色々な数字が飛び交っております。
 先月も小売商店が3年間で10万店も減少したということが日経MJに掲載されていました。
 今月号の寝装リビングタイムズには寝具小売業が1万店を大きく割り込み8766店になったとでていました。
 私が平成元年に見た資料が21000店でしたので、約20年の間に約60%減少したことになります。
 こんなにあらゆる小売店舗が減少すると、行き着くところはナショナルチェーンストアーだけしか選択肢がなくなるといった状況になりかねません。
 ナショナルチェーンストアーが悪いわけではありませんが、やはり多様性を持つといった意味では地元に密着した個人商店やローカルチェーンがなくなると不都合も多いと思います。
 寝具専門店もお互いに競争の時代から共走の時代に移行していかないと更に20年後はなくなってしまいかねませんね。