今年の読み始めは魯迅の「阿Q正伝・故郷」です。
先日、魯迅ゆかりのレストランに行って、魯迅の作品を色々な場面で切れ切れに読んだことがあっても、きちんと読んだことがなかったなあと思い買った本です。
魯迅の作品には元々あまり長い作品はありませんので、表題の阿Q正伝・故郷を初めとして6作品が収められております。
これらの作品はどれも当時の世相や魯迅の思想を背景にしており、私にとっては非常に興味深いものでした。
しかし、これらを理解せずに、どちらかというと庶民の日常を描いたようなこれらの作品を読んで果たして面白いのかが疑問です。
一度、そうした知識を持っていない人の感想も聞いてみたいものです。