社長日誌

DIARY

短編

 最近、「ファイヤーボール・ブルース」、「ジオラマ」、「ファイヤーボール・ブルース2」と3冊続けて桐野夏生氏の作品を読みました。
 私は桐野氏の短編と相性が悪いのか、短編集ジオラマを読んでみても凡庸以下の作品としか感じられませんし、ファイヤーボール・ブルース2にしても長編から短編集になったとたん1つ1つの作品の完成度が落ちた感じがして欲求不満がたまる思いでした。
 しかし、ファイヤーボール・ブルース2は出版にあたって書き下ろされた「近田によるあとがき」という名の7ページの文章によって全てが許されます。
 所々、途中で伏線が途切れたり、小説すばるでの連載では、よくわからないまま明らかに欲求不満の内容で終了した短編の全てがこの7ページで報われております。
 桐野氏の短編についての評価は、もう少し氏の作品を読んでから結論を出したいと思います。

部店長・参事研修

 本日はコーチングシナジージャパンの赤野公昭先生をお迎えして研修を行いました。
 一人の講師、同一テーマで8:45~18:15まで研修を行いました。
 研修が始まるまでは、正直いって、こんな長時間大丈夫だろうかという思いもありましたが、良い意味で期待は裏切られ、充実して「あっ」という間の一日でした。
 本日の参加メンバーは22名でしたが、みんな非常に勉強になったということなので本当に良かったと思います。
 それぞれがこの学びを仕事や私生活に役立てていった欲しいものです。

 本日、坂東チーフがなんだか風邪みたいに鼻をグズグズいわせておりましたがので、「風邪ですか?」と聞くと花粉症だということです。
 今頃、何の花粉症かとも思いましたが、稲の花粉だそうです。
 帰って聞いてみると、うちの次男も稲花粉の花粉症だそうで、田んぼに囲まれている学校や塾では大変なんだそうです。
 本当に色々な花粉症があるものですね。

赤塚不二夫氏の死を悼む

 私が仕事から帰ると、たまに家内や次男がうたた寝をしている時がありますが、何故か右手は頭の上に、左手は胸に、更に左足が曲がっている状態になっております。
 そう、これは「おそ松くん」の登場人物いやみの有名な「しぇー」のポーズで、勿論長男の犯行です。
 長男はおそ松くん6兄弟全ての名前が言えるのが自慢のようです。
 こんな世代を超えてファンを持つ赤塚氏がお亡くなりになってしまいました。
 私の友人が赤塚氏のところに出入りしていたこともあり、赤塚氏には特別の思いがあります。
 人が好きで、人に興味を持ち続けた人だと思います。
 優しい人でした。冥福をお祈りします。

蓮の花が咲く頃

 本日はミーティングをするため、久しぶりに通販事業部の事務所に行きました。
 以前にも書きましたが、通販事業部の周辺にはたくさんの蓮根畑があり、現在、一面に蓮の花が咲いております。
 白い花、赤い花があり本当にきれいな風景です。
 通販事業部の皆さんはこんな環境で仕事ができて幸せですね。(^_^)

吉野川フェスティバル

 本日は吉野川フェスティバルがあるということで、6時過ぎに吉野川河川敷に出かけました。
 舞台ではフラダンスを踊ったり、ウクレレの演奏をしたりで盛り上がっており、縁日の屋台も多く建ち並んでおりました。
 バーベキューのコーナーもあり、みんなでバーベキューを楽しみました。
 しかし、6時半頃からバーベキューを始めたもののメインイベントの花火が始まるのは8:40とのことです。
 私は食べ終わるのが早いので15分くらいで食べ終わってしまったのですが、食べ終わるとテーブルをどかなければいけないとのことで、時間ががあまって困ってしまいました。
 タマネギやカボチャといった焼くのに時間がかかりそうな野菜を少しずつゆっくりと焼いて1つずつ食べていくにも限界があります。
 しかし、久しぶりの焼き肉だということで、弟がペースを落とさず食べ続けていることには、驚くと共に助かった気持ちです。
 何のかんの言って結局、時間まで粘り、花火を見ましたが、久々に間近で見る花火は迫力があり、良いものだなと思いました。(^^)

ファイヤーボール・ブルース

 女性ハードボイルド作家の先駆けである桐野夏生氏の本格デビュー間もない頃の作品です。
 私にとっては「OUT」「柔らかい頬」に続いて読む三作品目ですが、これらの作品と比べると構成が素直で安心して読める感じでこれもまた良いと思います。
 内容は女子プロレスを題材としており、あとがきにもあるように主人公「火渡抄子」は女子プロレスラー「神取忍」選手をモデルにしたものです。
 あとがきの最初に桐野氏は「女にも荒ぶる魂がある」まず、そのことをわかっていただきたい。と記しております。
 我が社も女性社員が比率的に多く、バリバリ活躍している社員も多く所属しております。
 現れ方は様々ですが、確かに「荒ぶる魂」(私の理解では闘魂)があることには強く共感できますね。(^^)

選外

 本日は日経MJを読んでおりますと、問屋のランキングでした。
 当然、繊維関係全般も含め、我が業界の寝具・インテリアの売上ランキングも出ておりました。
 例年、当社の取引先がたくさん出ておりますので楽しみに見ておりましたが、昨年まで出ていた企業が出ておりません。
 「あれ~、どうしたのかなあ」などと独り言をいいながら詳しく読むとそれらの企業名が、アンケートに協力してもらったが掲載できなかった企業一覧に出ておりました。
 なんと今年から寝具・インテリア部門は掲載が上位10位までとなりそれ以下の企業は、せっかくアンケートに協力したのにボツになってしまっているのです。(ロマンス小杉さん、泰道リビングさん、小栗さん他)
 紙面の都合もあるでしょうが、なんだか可愛そうな気がしますよね。(>_<)

殷周伝説

 私は絵の書いてない本もそこそこ読んでおりますが、絵の書いている本(漫画)は恥ずかしながらその何倍も読んでおります。
 先日はワンピース50巻を数日かけて一気に読破しましたが、本日も横山光輝氏の殷周伝説の最終巻まで残り3巻読み上げました。
 この殷周伝説は封神演義を下敷きにし、太公望呂尚を主人公に、横山光輝氏が独自の観点から描いた作品です。
 実はこの作品、横山氏の遺作で氏がお亡くなりになった2004年の翌年22巻が発刊され完結しております。
 不慮の事故でお亡くなりになったのですが、長生きしてもっと色々な作品を残して欲しかったと今更ながら思います。

カサブタ

 先日、早朝に屋外で仕事をしているとたまたまカブト虫が飛んでいるのをみつけました。
 捕まえて帰ると子供が喜ぶかな、などと思い追いかけたのが失敗でした。
 やっぱりカブト虫にはカブト虫の都合があり、捕まりたくなかったのでしょう。
 それこそ死にものぐるいで逃げるので、普段は全く走ったりしない私が走った上に、アスファルトの上に砂利のようなものが撒いてあり、転んでしまいました。
 冬なら長袖を着ているので、なんともなかったのでしょうが、少し転んだだけなのに左腕に大きく擦り傷ができてしまいました。
 その時は格好が悪いので何でもないふりをしましたが、後で見るとかなり目立ちます。
 治るのにしばらくかかりそうで、現在はかゆくてたまらない期間に突入しているようです。
 まあ、普段やり慣れないことは、しないのが無難ですね。