社長日誌

DIARY

草原の記

 司馬遼太郎氏が愛するモンゴルを、一人のモンゴル人女性(ツェベクマ)の人生や氏との関わりを通して記した作品です。
 氏のモンゴルへの思い入れが強いためか、全編叙事詩風に記されております。
 この日記にも記したように、私も先日まで内蒙古に行っておりましたので、内蒙古・外蒙古を含めたモンゴル全体の歴史や風俗を知ることができ楽しめました。
 モンゴルに興味のある方にはお勧めです。

わらび餅

 鮮セーションでは毎年、京都物産展をイベントとして開催しております。
 毎年、京都物産展では漬け物や生八つ橋、京風小物等が人気ですが、夏の人気アイテムは「わらび餅」です。
 このわらび餅を冷やして食べると本当に美味しいので昨日に続いて連日買って帰りました。
 しかし、あえて一つ難を言えば、1つ1つのわらび餅が何故か大きいのです。
 何故、もっと小さく切らないのかと製作担当者(ロマンス小杉 藤井勉氏)に聞くと、小さく切ると1パックに量が多く入りすぎて採算がとれないとのことなのです。
 わらび餅を作るといった簡単に見えることでも奥が深いのだと勉強させていただきました。(^_^)

パールブリッジ

 鮮セーション2008夏が本日より開催されております。
 鮮セーションとは上顧客向けの店外催事でアスティ徳島の大ホールを借り切って開催しております。
 今回は明石大橋架橋10周年を記念して、田崎真珠が明石大橋開通の時に作成した時価8,000万円の明石大橋のモニュメントを特別展示しております。(明石大橋の愛称がパールブリッジに決まったことにちなんで、当時田崎真珠が作成した)
 本日はこのモニュメントを四国放送ラジオ、四国放送テレビ、徳島新聞と多くのメディアが取材に来てくれました。
 実はこのモニュメントを田崎真珠から借りるに際して、設備が大がかりなために、かなり交渉を要したり、運送賃が高額なために運送賃の一部を負担したりと結構苦労して展示にこぎ着けたという経緯があります。
 ですから徳島に縁の深いこのお宝を、よりたくさんの徳島の皆さんにご覧いただければ良いなあと考えております。(^^)

アポイント

 本日は合計7件のアポイントが入っておりました。
 最近多忙でアポイントが入る日がこの日しかなく、アポが入る度、本日に入れていっておりました。
 お陰で本日は大忙しで、ご飯をゆっくり食べる暇もありません。(いつもの事ですが)
 皆さん少しずつ早めにお越しになるので、終いには収拾がつかなくなり十分な対応ができずに申し訳ないかぎりでした。
 今後は1アポイント2時間位は時間をとらなければいけないと反省することしきりでした。m(_ _)m

カスピアン王子の角笛(ネタバレ)

 本日は久々の休日だったのですが、13:00頃温度計を見ると35℃で気温が体温を超えようかというところでした。
 外出する気もしない程の暑さですが、映画なら大丈夫だろうと子供達が帰ってくるのを待って「ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛」を見に行きました。
 非常に展開が単純で安心して見える映画です。
 また、戦闘シーンはリアリティーがあって楽しめます。
 まあ、最後はライオンの二吼えで決着がついてしまいますので、どうかとも思いますが、元々原作者のルイス自体がトールキンと比べても非常にいい加減な設定が好きな人なのでこんなもんでしょう。
 児童文学ファンタジーの映画化なので、当たり前かも知れませんが、子供と一緒に楽しむのは良い映画かも知れませんね。

あわわ

 本日は「あわわ」の白井さんがお越しになって一緒に少し話をしました。
 「あわわ」とは徳島では最古参のタウン情報誌のことで、雑誌の名前がそのまま会社名にもなっております。
 白井さんとは以前も何度かお会いしたことはありましたが、あまり時間をかけてお話ししたことはなかったので、今回は良い機会でした。
 白井さんは、最近取締役になり、部下の面倒を見なくてはいけない立場になったようで、お互いに社員に対するスタンスのとり方や、サポートの方法の難しさについて話が盛り上がりました。
 歳も一つ違いだということが判明し、非常に親近感が持てました。
 今後とも頑張って欲しいものです。

メタボ

 本日は健康診断でした。
 約2時間ほどで検査は終了し、最後に先生に説明を聞くわけですが、「消化器系は問題ないですねえ。ところでお腹周りは何㎝ありますか」と言われました。
 昨年、家内とした10万円の賭は負けてしまい、おまけに79㎏まで落ちていた体重も実をいうと82キロ台までリバウンドしているのです。
 先生はメジャーを取り出して、私のお腹周りを計ると「9×㎝、これはメタボリック症候群にあてはまりすねえ。経過の観察が必要です。」とおっしゃいます。

 私、高橋武良は本日これよりダイエットを開始することを宣言いたします。(-_-)/
 

ゴマダラカミキリ

 本日家を出ようとすると、なぜか玄関の内側でゴマダラカミキリを捕まえました。
 ゴマダラカミキリを見るのも久しぶりで非常に懐かしい思いです。
 子供に見せてから放そうと思い、とりあえず段ボール箱に入れておきました。
 帰ってから次男に見せると、思った通り大喜びです。
 早速、色鉛筆を持ってきてゴマダラカミキリの絵を描くと張り切っております。(色鉛筆を持ってきたが、結局、黒以外は不要)
 どうです?似ていますでしょうか?(^_^)

はんなりさん

 聞き慣れない言葉を電話で聞くと全く違った言葉に聞こえてしまうという経験を皆さんもお持ちでしょうか? 
 本日、私の机の上にメモが残されており、「はんなりさん」との文字が・・・。
 「はんなりさん」???
 京都と関係がありそうな、なさそうな
 辞書を引いてみると「はんなり」=京阪の方言で明るくて、華やかなこと と出ております。
 それでは「明るい人」のこと???

 しかし、前後関係からよくよく推察してみると、どうも「ハンガリー産」を聞き間違えたようです。
 ちょっとした推理小説の気分を味あわせていただき感謝しております。(^^)

中国出張こぼれ話

 中国出張記が佐々木チーフのお陰でアップできました。
 時間のある方はお読みくださいませ。
 出張記は現地で時間を見つけてできるだけ記しておりますが、やはり全てを記すのは不可能です。
 機会があればこぼれ話を書こうとおもいつきましたが、今回は中国出張の時に読んだ本についてです。
 「影踏み」横山秀夫著
 横山秀夫氏は警察を舞台にした小説で有名ですが、この作品は犯罪者を主人公にした点が異色の作品です。
 短編集ですが、一連の繋がりに違和感はなく、語り口も軽快なので読みやすく非常に良い作品に仕上がっています。
 私はこの作品で泥棒にも、空き巣(主に昼間、家人が不在時に泥棒する)、事務所荒らし、のび師(夜の家人が在宅中に忍び込み泥棒する)等といった種類があり、それぞれ得意とする分野があることを知りました。
 「男振り」池波正太郎氏
 禿頭病とお家騒動の話です。
 この作品は昭和50年頃、池波氏が50歳を超えて一番油が乗っていた頃の作品ですので、あっという間に読み終えてしまいます。
 昭和50年以降は「鬼平」「剣客」「梅安」「真田」の4大シリーズ以外の小説は極端に少なくなっておりますので、4大シリーズ以外で油の乗り切った時期に書いた数少ない中編の一つなのかも知れません。

 2作品の共通点は面白さと読みやすさですが、旅行に持って行く本は、読みにくいと困るし、早く読めすぎても本が足りなくなるしと選択に案外苦労しますよね。