社長日誌
静電気
昼過ぎに坂本店長から「商品に虫が入っていて大きいのや小さいのが動いてる」と電話がありました。
たまに虫の死がいが紛れ込んだりすることはありますが、食べる物も無い商品の中に虫が住んでいて蠢いているなんて信じられませんでしたので安眠館までわざわざ見に行くことにしました。
坂本店長は「このビニールの中です」とこれ見よがしに指さしますので見てみると、干からびて死んでいる芋虫が一匹入っていました。
「坂本さん、これ死んでるよ」と言ってもそんなことはない、さっきは動いていた。岩佐チーフもちゃんと見たと言い張りますがどう見ても干からびています。
「じゃあ、こっちの小さいのは動いているので見てくれ」と持ってきます。
坂本店長がビニールを微妙に振ると確かに動いているように見えます。
しかし、よく見てみるとそれは1匹の虫ではなく、干からびて死んだ虫の体がバラバラになっているもので、動いているように見えたのは坂本店長が振ったので、中で静電気が発生して動いているように見えただけのものでした。
冬は静電気が発生しやすいシーズンですが、こんなくだらないことで私をわざわざ呼ばないで欲しいと思う次第です。
果心居士の幻術
以前の私は歴史小説が嫌いでした。
なぜなら私は学生時代、歴史が非常に好きだったので小説家が見てきたように嘘を書く歴史小説を読むと何が史実で何が虚構なのかが判らなくなるからです。
特に司馬遼太郎氏は膨大な資料に裏付けされた中に氏の創作が織り込まれるために私にとっては非常に警戒すべき人物でした。
しかし、受験勉強を経て大学も卒業しサラリーマンとして数年送り歴史の学習からどんどん遠ざかっていった頃から、このまま歴史の学習から離れていくよりも少々史実と違っても歴史を楽しみながら学んでいっても良いのではとの思いになり司馬遼太郎氏をはじめとする歴史小説を読むようになりました。
それ以来、多くの歴史小説を読みましたが、やはり司馬遼太郎氏は危険人物です。
この氏が書いた「果心居士の幻術」という文庫ですが、中には表題作以外にも「飛び加藤」「壬生狂言の夜」「烏咫烏」「朱盗」「牛黄加持」の5作が収録されていますが、どれもどちらかというと正史では語られない歴史の裏側を題材としており、どこまでが資料に裏付けられた内容でどこまでが氏の創作なのかが本当に判りません。
しかし、現在では以前と違い、不快感よりも司馬氏の創作力の凄さに敬服する思いが強くなりました。
フォークリフト
今日の朝、安眠館事務所に行くとトラックがバッテリー式フォークリフトと大型結束機を運んできました。
先日、当社の元取引先で倒産した会社の商品を買い、引き取りに行っていたときにこの2品に目を付けて購入したい旨を申し出ておいたのです。
2品合わせて約80万円くらいでの価格でした。
本当はもっと安く買えると思っていたのですが、結局はこの価格になってしまいました。(まあ新品を買うと400万くらいはしそうなので仕方ありませんが・・・。)
これらを運んできたトラックの運転手はちょっと無愛想で恐そうなおっちゃんでしたが、降ろしたフォークリフトを動かしてみようとチャレンジしていた安眠館の出荷担当の女性二人(野口課長&国永チーフ)が動かし方を聞くと親切に教えてくれていました。(やっぱり女性は得ですね)
国永さんは昔、少しだけフォークリフトに乗ったことがあるようで少し慣れてくるとわりと上手に乗れていました。
しかし、私が安眠館から本部に帰った後から判ったことですが、このフォークリフトと結束機ですが工場用の220Vのコンセントでないとつなげないようで安眠館にはこの電源の引き込みが無く新たに電源から引き込んでこなければいけないようで困ってしまいます。(>_<)
阿南
昨晩は阿南第一ホテルに宿泊しました。
阿南から我が家までは1時間程度なので通常なら宿泊する距離でもないのですが、お酒も出ることですしたまには宿泊して徳島南部の方々と親交を深めることも必要だということで宿泊しました。
お陰で阿南市羽ノ浦町の一口まんじゅうで有名な「松の下 石川菓子店」の石川代表とすっかり友達になってしまいました。(http://www.hitokuchimanju.jp/index.html) これまでは阿南市在住の友人は少なかったのですが今後は少しずつでも増えていけば嬉しいなと思っております。
公務員給与カット
本日は阿南で会合があり阿南市長の岩浅嘉仁氏の話を聞きました。
岩浅氏は早稲田大学の先輩で稲門会(早稲田大学の同窓会)でも何度かお会いしたことがあります。
その岩浅氏の話によれば現在、議論されている徳島県の職員給与10%カットが実現すれば阿南市だけでも1,300人の給与がカットされ阿南市の税収だけでも2,600万円減少するとのことです。
公務員の給与が高いかどうか、県の財政が健全かどうかは別の話として徳島経済に与える影響は全県ではどの程度になるか非常に心配されます。
願わくば他の無駄に使われている経費を削減して公務員の急激な給与カットは避けていただきたいものです。
こかぶすくい
こかぶ(ウーパールーパー)は家内と次男が買ってきて家族の一員となったわけですが、次男は予想通り全く世話をしませんし、家内も本来的に両生類はダメみたいでエサはやっておりますが、水をかえたりするのは苦手なようです。
そこで最近は私が「こかぶ」の水をかえております。
水をかえるのは小魚をすくう網でこかぶをすくって別の容器に移し替え、水槽を洗い、π(パイ)ウオーター(船井幸雄も推薦のすごい水)を入れてこかぶを戻すという流れで行います。
この網でこかぶをすくう時にぴちゃぴちゃとはねて手応えがあるのが何となく面白くて釣りにはまる人がいるのはこんな感じなのかなと思ってしまいます。
しかし、最初は簡単にすくえていた「こかぶ」も現在11㎝ほどの大きさに成長してきておりますので小魚用の網ではすくいにくくなってきております。
このまま大きくなると今度は何ですくえばいいか今から心配です。
ツインビートⅡ再び
ツインビートⅡを使用して驚異のウエスト引き締めに成功してからはや2ヶ月以上が経過しました。
実は使用を止めてしまえばどうなるだろうかという興味もあってツインビートⅡ使用を中止しておりましたところツインビートⅡのありがたみが本当によくわかりました。
①やはりお腹が少し出てきた。
②食べても太らなくなってきたと勘違いしていたがツインビートⅡの使用を止めると食べたら食べただけまた身に付くようになってしまった。
③腰も痛くなくなっていたのがまた痛くなってきた。
やっぱり休み休みでも継続しなければいけませんね。
注:上記の結果は私個人の体験ですので、誰にでも同じような結果が出るということではありません。
フラガール
マルカワみそ
今日、会社から帰ると味噌が届いていました。
この味噌は「マルカワみそ株式会社」という福井県の味噌屋さんが作った「未来」という味噌です。
この「マルカワみそ株式会社」はこの「未来」という有機味噌を造るための杉の木桶を作る資金を調達するために少額私募債を発行しております。
少額私募債の発行額自体は300万円弱ですので別に銀行借り入れでも問題ないと思うのですが、あえて少額私募債を発行しているのは「マルカワみそ」の理念を共有してくれる同志を募っているのだと思います。
そのため5%の金利もお金ではなく造った味噌で支払われるのです。
こんな理念を持った企業ですので原料も当然、厳選した大豆、米、塩を用いております。
しかし、今回入っていたお知らせには非常に残念な内容が載っておりました。
「マルカワみそ」が調達していた福井県の藤本農園が偽造事件を起こし有機米として購入した米が有機米でなかったということが判明したとのことなのです。
最近、次々と明らかになる偽造事件ですが、こんな真面目に努力している取引先にも多大な迷惑をかけるとは本当に腹立たしい思いです。
マルカワみそ株式会社にはこんな事には負けずに是非、頑張って欲しいと思います。
マルカワみそのホームページ → http://www.marukawamiso.com/
出張最終日
本日は出張最終日です。
1件目は泉大津に移動して新規の取引先と口座を開く。
新規の取引先に行くとたまたま西川産業の高額品を生産しているメーカーが同居しておりこんなところで作っているのかとしげしげと見る。
今回口座を開いた先はクリンリネスに不安がありそうなので1年くらい少しずつ付き合ってみて様子を見なければいけないと思う。
商品そのものは小回りをきかせて独自性のあるものを作っているので良さそうである。
昼からは本町に戻り西川リビングに行く。
今年の就職進学用の布団で西川リビングで従来は採用していた商品が今年は同様の企画で西川産業でも企画されておりどちらを採用して良いものか迷ってしまう。
同系会社で似た企画をすると価格競争になり良くないと思うのですが、この2社の商品が最近似通ってきているような気がする。
さすがにこれだけ移動が多くて3日目ともなると大分、へたれてくるので今日は早めに帰ることにしてバスに乗る。
金曜日は遅くなるとバスも混んでくるので早めに帰って正解である。