社長日誌
微力
先日読んだ中村文昭氏の「非常識力」の中で「てんつくマン」の言葉が紹介されていました。
てんつくマンが中国の木が日本の割り箸のために伐採されている事を知り、マイ箸を持ち歩いていることについて「てんつくマン一人がマイ箸を使ってもどれほどのことはできない」という意味の事を言われたのに対して、「おれ一人お箸持っても無力やと思うかも知れへんけど、これはな、微力なだけやねん。無力は何年たってもゼロやけど、微力は続けていると、仲間が増えたり、絆ができたり、広がっていったりと、大きな力になるからなぁ」と答えたのです。
私はこの言葉を読んでてんつくマンの大、大ファンになってしまいました。
てんつくマンプロフィール→ http://www2.gol.com/users/kazenofune/ten_tukuman/prof.html
てんつくマン公式サイト→ http://www.tentsuku.com/
キャナルシティ
昨日は運営総務部の荒木さんと一緒に福岡に出張して博多に宿泊しておりました。
仕事も少し早めに終わり時間があったので、以前オープンした頃に見学に行ったキャナルシティを見学に行きました。
キャナルシティが開業したのは1996年のことですので10年以上経過しているにもかかわらずおしゃれな雰囲気が保たれておりました。
今月はハロウィン月ですので暗がりの中に多くのジャク・オー・ランタンのディスプレイが展開されておりますし、バックトゥザフューチャーの音楽に誘われていくとイベント広場では大道芸が繰り広げられたくさんのシャボン玉が飛び交っております。
しばらく一緒に歩いておりましたが、荒木さんの「これが社長と一緒じゃなくてだれか女性と一緒ならなあ」といった心の声が聞こえてくるような気がしてしょうがありませんでしたのでおじさんはおじさんらしくということで屋台のおでん屋に向かいました。(-_-)
非常識力
私が船井総研に勤めていた頃、当時の上司だった小山政彦氏(現船井総合研究所社長)がよくおっしゃっていたのは「非常識」は素晴らしいことで恥ずべきなのは「無常識」だということです。
この「非常識力」は中村文昭氏の最近の著書です。
私が中村氏の講演を初めて聞いたのは、吉野川市の松島組社長松島清照氏が開催した講演会にお誘いいただいた時でした。
その後、中村氏の著書「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」も読み、面白い人だなとかなかなかやるなといった印象を持ったのですが、この本を読んで更に進化していく「中村文昭」を実感しました。
中村氏は昭和44年生まれですから私より2才ほど若いだけのはずです。
私もまだまだどんどん進化していかなければなりません。
長いお別れ
昨晩、ベタ(闘魚)の「こなす」が死んでしまいました。
数日前から体調が悪そうで心配していたのですが、最後は水槽の底で体を横たえて死んでいました。
魚は死ぬと浮かんでくると思ったのですが、そうでないこともあるんですね。
「こなす」を買った時のことやエラを膨らせて戦いを挑んできたときの事などこの1年半が思い返されます。
この秋はなんだか早く寒くなって冬の訪れが早い気がします。
松下幸之助のDNA
先日の商業会中四国ゼミナールでサイボーズの青野社長の話を聞きました。
私はサイボーズを外資系の企業だと勘違いしておりましたがバリバリの日系企業で松山で創業したとのこと。
名前もサイバー+坊主(キッド)に由来しているとのことで聞いてみるとなるほどと思います。
このサイボーズは創業10年程度の会社ですが1度も赤字になったことがないのが自慢とのことです。
これはベンチャーで立ち上げた企業としては珍しく理由としては社長の青野氏が松下グループの出身だからだとのことです。
松下グループの創業者松下幸之助氏は「赤字は社会の罪悪である」とか「赤字の会社の人間は道の真ん中を通るな」といった発言で知られる程、業績の黒字にこだわった人でこんなところにも松下幸之助氏のDNAが息づいているのだなと感心しました。
セザール・リッツ
先日も書いたように商業会セミナーでリッツカールトンの高野支社長の講演を聴きました。
講演の中で高野支社長がフランスの高級ホテル「ザ・リッツ」の創業者セザール・リッツにについて語ったのが印象的でした。
セザール・リッツが初めてパリでホテルを開業するときに客室全部にシャワーをつけたのだそうです。
ザ・リッツがパリにオープンした1898年当時、ホテルの各部屋にはシャワーがついていないのが当たり前で宿泊客は全て共同のシャワー室を利用していたそうです。
常識的に考えれば集中したシャワー室と各部屋のシャワーではホテルの建築コストは全く違います。
同業者にはこんなに建築コストをかけてリッツは潰れるだろうと言われたそうですが、逆に顧客の圧倒的な支持を得て大成功したということなのです。
また、当時のホテルでだすディナーはシェフにお任せのコース料理に限られていたのですが、メニューを見て好きな料理を選べるアラカルトメニューを初めて採用したのもこの「ザ・リッツ」であるとのことです。
冷蔵・冷凍設備がまともに完備されていない当時にメニューを広げてお客様の好きな注文を受けるということ自体、非常にリスクを背負うことになります。
これも同業者からは失敗するだろうと見られていたようですが、大成功に終わったとのことです。
現在では当たり前になっている色々なサービスもお客様に喜んでいただけるための様々な挑戦から始まったことがよくわかりました。
倉庫整理
来週以降に大口の入荷があるので本日は安眠館の物流センターの整理にいきました。
安眠館も現在、売上のトップシーズンに突入しておりますので750坪分の倉庫を満杯に使用しております。
2階部分の250坪を含めて450坪は空けたいところですので通路幅を詰めたり事務所の窓を塞いだりとあらゆる方法を使ってスペースを確保していきました。
本日の倉庫整理メンバーは各部署からの混成部隊だったのですが、やはり商品管理部のメンバーは通常からやりなれているので私を含めた他の部署とは明らかに動きや要領が違います。
私は他に用事があり途中で本部事務所に戻ったのですが、終業時刻前には予定通り200坪以上の倉庫スペースが確保できたとのことです。
みなさん、本当にご苦労さまでした。
ハンター×ハンター
エコロジカル・フットプリント
今日は中小企業家同友会の役員研修会に参加しておりました。
赤石義博前会長の講義の中で環境問題が取り上げられ、その中で「エコロジカル・フットプリント」という言葉を知りました。
初めて聞いた言葉なのでもっと詳しく知ろうと帰宅してからインターネットで調べると「エコロジカル・フットプリント・ジャパン」という団体があるようでそこのホームページを見つけました。(http://www.ecofoot.jp/)
このエコフットとは何かというのを簡単にいうと人間が地球環境にどれだけ負荷を与えながら生活しているかを指標化することを目的としているようです。
世界中の人々が日本人と同じような生活をすると地球が2.4個必要になるとのことです。(ちなみにアメリカの場合は5.3個)
また、WWFの計算によれば人類は地球が自己再生可能なレベルを1980年代に上回ってしまい2003年には持続可能なレベルを25%も上回ってしまっているとのことです。
みんなで地球環境のことをもっと真剣に考えなければならないと強く感じた一日でした。
本気のじゃんけん
本日は松山市で開催された商業会中四国地方ゼミナールに参加しました。
講師は有限会社てっぺん社長の大嶋啓介氏、ザ・リッツ・カールトン・ジャパーン日本支社長高野登氏、サイボウズ株式会社社長青野慶久氏、西川きよし氏の4人でした。
どの講師も非常に心に残る素晴らしい講演でしたが特にてっぺん大嶋社長の講演の最初にした「本気のじゃんけん」は自分でも驚くほどテンションが上がり本気のすごさに驚きました。