社長日誌

DIARY

オスモーズ 

 おすもーず?
 なんでしょうか?
 相撲取りの複数形?
 日経流通新聞を読んでいると目に飛び込んできた言葉ですが奇妙なインパクトです。
 何のことかと詳しく読んでみると実はハイテクブラジャーとのことです。
 オスモーズとはフランス語で「浸透」という意味らしくこの商品が快適で体に浸透?する様を表現しているとのことで結局よくわかりませんでした。(^_^;)

憑神(少しネタバレ)

 この本は浅田次郎氏原作の長編、同名で最近映画化もされております。
 この本を読んだきっかけは今まであまりないパターンで家内が珍しく漫画以外の本を買ってきて読んだ後、意味が判らないとかいうのでそれならということで読みました。
 家内は歴史がよくわからないので意味が理解できないと思っているようでしたが、私の感想では武士の死生観がピンとこないのではと感じました。
 「葉隠」にもある「武士道というは死ぬことと見つけたり」というような価値観が理解できなければこのラストシーンは理解できないでしょう。
 作品自体はコメディ仕立てですが、時代考証等はきちんとできているような点はさすが浅田氏の作品です。
 但し、私の偏見でしょうが浅田氏の作品は短編の方が良いように思います。
 この作品自体も全体の構想自体は素晴らしいのですが、長編故に少し間延びしている感じがしてしょうがありません。

常識として知っておきたい世界の三大宗教

 河出書房新社から出ているこの本、編者は「歴史の謎を探る会」になっています。
 私は大学時代出版業界にコネのあるサークルに所属しておりましたので、この手の本は出版社がフリーライターに下請けさせてそのフリーライターが更に大学生等を使って作るという構図を見てきました。
 ですからこういう「ノウハウ本」を「知っておきたい本」とか「よくわかる本」と呼んで馬鹿にしておりました。
 しかし、暇つぶしにでもと読んだこの本は良くできておりました。
 私が断片的に得ていた仏教、キリスト強、イスラム教に対する知識が大枠で繋がった感じがします。
 大枠を平易な文章で書くということがこれ程重要だと感じたのは非常に勉強になりました。

ウーパールーパー・ジェネレーション

 「ウーパールーパーと聞いて何を思い浮かべますか?」という質問があれば私なら間違いなく「日清やきそばUFO」と答えます。
 しかし、この同じ価値観を共有できるのはギリギリ20代最後半の人たちのようで20代前半の人たちには全く理解できないようです。
 本日もウーパールーパーの話からUFOの話になったのですが盛り上がるのは30才以上ばかりです。
 20代は???です。
 ジェネレーションギャップを感じます。
 あなたはどちらのジェネレーションでしょうか?

 ちなみにやきそばのCMで使用されていた「♪あいあいあい、僕はウーパールーパー」という歌は尾崎亜美さんの『AMII CM NETWORK』というアルバムに入っている『Wuper Dancing』という曲だったみたいです。

振り替え休日

 本日はたまたま私が休日だったのと、次男が運動会の振り替えで休みだったのが重なったためUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に行きました。
 平日なので空いているだろうと考えたのは非常に甘い考えでどのアトラクションも1~2時間待ちでへたな日曜日よりも混んでいるようです。
 やはり全国的に先週の日曜日は運動会が多かったようで、今日は振り替え休日の学校が多いようでこのような事態になったようです。
 自分の読みの甘さを後悔しながらアトラクションの列に並んだ一日でした。

土管

 先日ウーパールーパーを飼っている人のホームページを見ていると、その方のウーパールーパーは土管が好きでよく中に入っているというのを読みました。
 これはうちの「こかぶちゃん」(ウーパールーパー)にも土管を入れてやらなければと土管を買ってきて水槽に入れてもらいました。
 しかし、うちの「こかぶちゃん」は何故か土管が好きではないらしく一向に中に入る様子もなくかえってまわりを泳ぐにも狭くて邪魔そうでした。
 今日、水槽を見ると土管は取り除かれて「こかぶちゃん」が伸び伸びと泳いでいました。
 ウーパールーパーにも個性があるんですね。

壊れた蓄音機

 秋冬に集中販売するために企画した羽毛掛布団の説明会が昨日より始まっております。
 普段はあまり店に顔を出さない私もこの時だけは各店を1店1店まわり商品の説明をしていきます。
 1時間~1時間半ほど説明してまわるわけですが、同じ事を5回説明しなければいけないので非常に疲労します。
 1回目よりはだいたい2回目の方が上手く話せますので良いのですが、4回、5回となってきますと普通に話していたのではストレスがたまってきます。
 店の雰囲気や社員の入社年数を考えて意識的に内容を変えながら話を組み立てておりますが、やはり4回目からは苦痛になります。
 せめて社員のみんなにはそんな気持ちを悟られることなくまた、壊れた蓄音機のような説明にはくれぐれも思われないように頑張って元気のでるような説明にしていきたいです。

日本人なら知っておきたい日本語

 この本は色々な日本語の語源をまとめた本です。
 元慶応義塾大学の教授が書いた本で文章自体はあまり面白いものではありませんが、内容的には興味深いものがあります。
 例えば
 「うるさい」の語源 右大臣菅原道真が太宰府に流された後、左大臣藤原時平が死んだことを人々が右流(うる)左死(さし)と嘆いたことが始まりとのこと
 多分、一つの説に過ぎないのでしょうが「へえ~」といった感じがします。
 全部で339語載っていますが日本語って面白いですね。

ファンシー枕

 本日から当社のカード会員様向けに「秋冬物大総合展」が始まりました。
 この粗品で①デザインジャンプ傘②ロマンスファンシー枕(ヒヨコ?の形の香り付き枕)③ブランドタオルの3点からどれでも一つ選んでプレゼントということにしました。
 みんなの意見では1番人気はジャンプ傘で一番人気がないのはファンシー枕だと言うことで一致しておりました。
 しかし、本日ふたを開けてみるとなんと一番人気がファンシー枕なのです。
 初日で各店の準備していた個数が切れてしまい困ってしまいました。
 自分で言うのも何ですが、どうしてこのファンシー枕が良いか全くわかりません。
 ロマンス小杉さんが一生懸命作った枕なので私には判らない消費者の魂に訴えかける何かがあるのでしょうね。

ネオ・ファウスト

 手塚治虫氏の最晩年の作品です。
 以前も吉川英治氏の「新・水滸伝4」、池波正太郎氏の「梅安冬時雨」と絶筆を取り上げてきましたが、この作品も手塚氏の病死によって絶筆となっております。
 この絶筆を最後まで書き上げることができずに無念ととるのか、死ぬ間際まで好きな仕事ができて良かったととるかは意見が分かれるところだと思います。
 私はファンとしては書き上げて欲しかったという残念さはありますが、死ぬ間際まで好きな仕事を続けることができたことを本人達は喜んでいたのではないかと想像しております。