
■理想的な睡眠時間はどれくらい?
8時間睡眠神話とでも言えるかのように、昔は8時間といわれていましたが、最近は人それぞれ必要な睡眠時間は違うというのが一般的です。ただ、平均睡眠時間というのは8時間に近いです。
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誰もがこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。 睡眠時間は十分なはずなのに、布団から起き上がれなかったり、考え事がありすぎて頭がスッキリしなかったり・・・ ここでは朝起きられない原因と対策を考えてみたいと思います。
原因① 睡眠不足
朝起きられない原因でもっとも多いのが、日々の睡眠不足です。 なかなか寝付けず、テレビを見たり、スマホを触っていると、知らない間に睡眠時間が削られていることも。また、テレビやスマホから出る光「ブルーライト」は、眠気を誘発するホルモンの分泌を抑制し、睡眠の妨げになると言われています。 睡眠不足が積み重なると、昼間に眠気を感じたり、疲労の蓄積によりカラダがだるい・頭の回転が鈍くなる等、様々な症状が出てきてしまいます。
原因② 不規則な生活
不規則な生活も朝起きられない原因として挙げられます。 休みの日は起きられず、ついつい遅い時間まで眠り続けることもあるかと思いますが、これはあまり良いことではありません。睡眠不足を補おうと、休日に寝だめをしているつもりでも、リフレッシュするどころか体調がすっきりせずに、日中もボーっとしてしまい、カラダに負担をかけてしまうのです。 不規則な生活を続けると、朝起きられないだけではなく、一日中だるいと感じることがあります。これは、栄養不足が原因の可能性もあります。
原因③ 病気の可能性も・・・
就寝・起床時間が日によって変わるような生活を送っていると、自律神経のバランスの乱れにより起きられない体質になってしまいます。 就寝中は副交感神経が優位になっていますが、自律神経のバランスが乱れると寝る時間になっても交感神経が優位になってしまい、なかなか眠れなくなります。その結果、「自律神経失調症」や「起立性調節障害」という病気になる恐れもあります。
では、これらの原因を解消するにはどのような行動を心がけると良いでしょうか。
対策① 規則正しく
朝しっかりと起きるための一番の対策としては、規則正しく、しっかりと睡眠を取ることです。 夜22時以降は睡眠の質が高まる時間帯とされており、6時間~8時間程度の睡眠時間が理想だと言われています。起床時間や就寝時間を決め、睡眠時間をしっかりと確保するように心掛けましょう。 また夜は、なるべく早い時間から布団に横になり、寝る態勢を整えることも大切です。休日も過度に休みすぎず、平日の夜のうちに寝不足を解消するのが有効です。普段よりも早く休めそうな日には、1時間~2時間多く睡眠を取ることで、休日へのしわ寄せも緩和されます。とはいえ、休日に普段の日と同じように起きるのは難しいと思います。どうしても二度寝をしたい場合は、普段の睡眠時間+2時間までを意識することが大切です。
対策② バランスの良い食事を
偏った食事をしていると、食事でしか吸収できない成分を補うことができません。 睡眠ホルモンとして有名なメラトニンの元となる「トリプトファン」は、私たちの体内で作ることができず、食事で補うことしかできないのです。トリプトファンを生み出す為に必要な食品は、乳製品・大豆製品・魚介類・肉類・ナッツ類等と言われています。それらをバランスよく摂取することでメラトニンの分泌が促進され、寝つきが良くなるのです。
対策③ 日光を浴びる
体内時計は日光でリセットされるという話を聞いたことはありませんか。 昼間は室内で働き、夜は明るい光の下で暮らす現代人は体内時計が狂いやすくなっています。狂ってしまった体内時計は、朝に日光を浴びることでリセットされるといわれています。また、日光を浴びると、メラトニンが夜に分泌されやすくなり、睡眠のリズムを整えることができます。その為、朝起きたら、カーテンを開けて日光を浴びる心掛けが大切です。
対策④ 目覚めの運動
日光を浴びたくても布団から出られないときは、カラダをゆっくりと動かしてみましょう。 ヒトは、熱を放出して体温が下がることで眠りやすくなり、体温が上がることにより目が覚めるようにできています。朝起きられないときは、手足をバタバタと動かしたり、ゴロゴロとカラダを動かしたりすることで体温が上がります。体温が上昇することで、脳が覚醒し、朝起きるのがラクになります。
対策⑤ 病院を受診するのも手
いろいろ対策しても、全然朝起きられない場合は、一度病院を受診してみるのも手です。 先でも述べたように「自律神経失調症」や「起立性調節障害」の病気の場合、病院を受診することで適切な治療を受け、症状が改善する場合もあります。たかが、「起きられないだけ」だと思うのではなく、カラダの不調は専門家に聞いてみるのが解決の近道かもしれません。
今回は、朝起きられない原因と対策について考えました。 生活習慣を変えることで、朝起きられない体質を変えることができます。朝に弱い方は自分自身の生活習慣を見直してはどうでしょうか。まずは、簡単にできるところから少しずつ初めてみましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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