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寝具のカビリスクと対策:敷布団 vs ベッド

さて、今回は・・・、
「寝具のカビリスクと対策:敷布団 vs ベッド」
について解説します!

雨と高い気温でベタベタの毎日。この季節に気になることといえば「カビ」!
ふと布団をめくってみるとそこにはカビが…。という経験はありませんか?

敷布団とベッドだとどちらがカビやすいの?
布団がカビないためにはどうすればいいの?
といった疑問もあるかもしれません。

そこで、今回は敷布団とベッドのメリット・デメリットを踏まえ、それぞれの注意点とカビ対策についてまとめました!

■カビの好む環境とは?

カビは湿気のある温かい場所が大好き!そして繁殖には栄養が必要。
実は…寝具はすべての条件を満たしてしまう、カビにとって居心地のいい場所なのです!

カビが好む環境
「湿度」
 湿度60%以上で発生しやすくなり、80%以上になると繁殖が加速します。
「温度」
 カビにとっての最適温度は25℃前後といわれ、これは私たちも心地よく感じる温度です。
「汚れ(栄養分)」
 食品はもちろん、ほこりや髪の毛、フケ、皮脂などの有機物を栄養分とします。

気温・湿度が高く、寝汗をかきやすい梅雨から夏にかけては、カビが好む条件が特に揃いやすく、よりいっそうの注意が必要です!

■敷布団・ベッドのメリットとデメリット

では敷布団とベッドだとどちらがカビやすい、というのはあるのでしょうか?
片付けやメンテナンスの点から、それぞれのメリットとデメリットを確認していきましょう。

敷布団のメリット・デメリット
メリット
・収納や持ち運びがしやすい
・洗濯や天日干しなど、お手入れが比較的楽にできる
・ベッドほど処分に手間がかからない

デメリット
・布団と床の間に湿気が溜まる
・毎日の上げ下ろしが手間になる

小さいお子さんのいるご家庭では寝返りをしても落ちる心配がない、布団を並べて広く使える、など魅力が多い敷布団。
ですが、敷きっぱなしはNG!
現代のおうちの床は、ほとんどが湿気を吸わないフローリング。
布団と床の間で溜まった湿気は逃げるところがなく、カビの原因となりますので特に注意が必要です。


ベッドのメリット・デメリット
メリット
・布団の上げ下げをしなくていい
・床から離れているのでホコリが付きにくい

デメリット
・マットレスが重いので、動かしたり、風を通すのが大変
・廃棄に手間と費用がかかる

ベッドは布団の準備や片付けが不要で、毎日の手間もかかりません。
ですが、マットレスにも湿気はこもるもの。分厚く重いマットレスはどうしても湿気に対するお手入れを怠りがちです。
また、廃棄をする際には敷布団よりも労力と手間がかかってしまいます。
ベッド派の方はカビにくい環境を維持することが大切です。


■敷布団・ベッドのカビ対策

寝具をカビから守るためには、具体的にはどのような対策をすればよいのでしょうか?
敷布団とベッド、それぞれのカビ対策をご紹介します!

敷布団のカビ対策
・布団を敷きっぱなしにしない
・晴れた日に布団を干す
・布団乾燥機を使用する
・床に直接敷かず、除湿シートやすのこを使用する

起きてすぐの布団は湿気を含んだままなので、すぐに片づけるのではなくしばらく広げて湿気を逃がすようにしましょう。
また、敷布団を外に干すのが面倒な方にはウレタン敷布団がおすすめ!
寝心地がよく、室内で立てかけるだけでいいのでお手入れも簡単です。

ベッドのカビ対策
・ベッドの下に物を置かない
・ベッドは壁から10㎝程度離す
・除湿シートやベッドパッドを使用し、マットレスに湿気がこもらないようにする
・定期的にマットレスを立てかけて風を通す

ベッドの下には物を置きがち。空気の流れが悪くなり湿気が溜まってしまうので、置きすぎには注意 してください。 収納付きベッドの場合は収納スペースの定期的な換気や、除湿剤を使用しましょう。
また、壁からベッドを離すことでも空気の流れが良くなりますよ。

※敷布団・マットレスのお手入れ方法はこちらのコラムでも詳しく解説しています!気になる方はチェックしてみて下さい♪

■まとめ

いかがでしたでしたか?

ベッドと敷布団、どちらにもメリットとデメリットがあります。
生活スタイルや環境にあわせて寝具を選び、しっかりとお手入れをして、快適で清潔な睡眠環境を保ちましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました!