さて、今回は・・・、
「睡眠の力でトレーニングの効果を上げる!?筋トレ・スポーツと睡眠の関係」
について解説します!
皆さん、筋トレやスポーツをするうえで睡眠がどういった役割を担っているかご存じですか?
今回は「筋トレ・スポーツと睡眠の関係」について解説していきたいと思います。
■ スポーツと睡眠
まず、スポーツと睡眠の関係について。
睡眠は、スポーツをする人にとって、体を作る上でとても大切です。
その理由の一つは、筋肉を作ったり、骨を丈夫にしたり、身体をつくるために必要な成長ホルモンは、夜眠っている時に多く分泌されるからです。
もう一つは、コルチゾールというホルモンが関係しています。
このホルモンは筋肉を構成しているたんぱく質を分解して、エネルギーに変える働きがあります。
コルチゾールは睡眠不足になると昼間に分泌がふえてしまい、トレーニングで鍛えた筋肉をそばから分解してしまうようになるので身体が鍛えられません。
こういったことから、スポーツをする人は早く眠るなど、十分な睡眠を取るほうがよいのです。
〇 睡眠時の姿勢がカギ!?
十分なパフォーマンスを発揮するためにも睡眠は重要になってきます。
朝目覚めたときに『腰や肩、背中が痛い』という経験をしたことがある人は、『寝姿勢』が原因かもしれません。
最近では、一流のアスリートも『寝姿勢』の重要性に気がついてきています。
理想的な寝姿勢が保てる敷き布団をツアーに持ち運ぶプロスポーツ選手もいるそうです。
〇 理想的な寝姿勢
では、理想的な寝姿勢とはどのようなものでしょうか。
仰向けの場合は『背骨がゆるやかなS字ラインを描いた姿勢』、横向き寝の場合は『背骨が水平になっている姿勢』です。
もっと簡単にいうと、人が自然に立っている状態のまま横になった姿勢です。
理想的な寝姿勢で眠ることができると、睡眠の質があがり、身体の疲労を十分に取ることができる為、スポーツ選手は最高のパフォーマンスを発揮することにつながるのです。
では、理想的な寝姿勢を保つには、どうしたらよいのでしょうか。
先程、プロのスポーツ選手が敷布団にこだわっていると述べたように、『敷き布団』が大切です。
固すぎず、柔らかすぎず、身体の曲線に合わせて体圧を分散してくれるような敷布団が理想的です。
ここでおすすめの敷きふとんをご紹介します!
■ 筋トレと睡眠
続いて筋トレと睡眠の関係についてお話していきたいと思います。
皆さん、「超回復」という言葉はご存じですか?
超回復とは、筋肉を鍛える時に起きる回復のことです。
例えば、いつも重い物を持っているとだんだんと重さに慣れてきて、もっと重いものを持てるようになる、ランニングを続けることで、だんだん走れる距離が伸びる、というようなことです。
トレーニングをした後に適切な休養をとると以前よりも強くなる、という反応から起こることで、これを『超回復』と言います。
筋トレ後に超回復が行われると、48時間~96時間後には、以前よりも筋力をアップすることができます。
筋トレを行う際には、この超回復をうまく利用すると効率よく身体を鍛えることができるのです。
そのために大切なのは、適切な運動と栄養、そして休息です。
つまり睡眠が大切になってくるのです!
〇 超回復にとっての睡眠
超回復にとって睡眠は大切な要素のひとつです。
先ほども記述しましたが、睡眠中は筋肉の回復や発達に必要な成長ホルモンが一番多く分泌されます。
とくに午後10時~午前2時は、睡眠のゴールデンタイムと呼ばれています。
折角筋肉を鍛えても、成長ホルモンによる回復が思うように進まなければ、トレーニングは意味をなしません。
超回復により効率的に筋肉を鍛えたい方は、この時間帯に睡眠をとることをおすすめします。
成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムに眠ることは、普段せわしなく動いている機械を止めて、壊れた部品を交換したり油をさしたりという入念なメンテナンスを行う時間だと考えてください。
〇 心の状態も大切
しかし、単にその時間に眠るだけでは筋肉の超回復にとっては不十分です。
心と身体は密接にリンクしていますので、心をリラックスさせた上で睡眠を取らなければ筋肉の回復は遅くなります。
睡眠を取るということは、筋肉が緊張から解けた状態の時間を増やすことです。
精神状態がレッドゾーンでは、無意識でも身体から疲れが取れず、超回復も起こりにくくなります。
ストレスを減らして睡眠を取ることが大切です。
■最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は筋トレ・スポーツと睡眠の関係についてご説明しました。
十分な睡眠時間を確保することは、運動・筋力トレーニングに大きな効果を発揮します。
また、睡眠中の姿勢は、アスリートだけでなく、私たちにとっても非常に重要です。
今お使いの敷き布団の寝心地が悪いと感じたら、より自分に合った敷き布団の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。