さて、今回は・・・、
「花粉対策で快眠を手に入れる!~布団のお手入れ・おすすめ寝具等~」
について解説します!
花粉症の症状には個人差がありますが、代表的な症状として、くしゃみ、目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、呼吸困難などがあります。
花粉症の時期は、これらの症状により睡眠の質が低下しがちです。
そのため、回復力のある睡眠がとれず、イライラしたり、疲れやすくなったり、集中力が低下したりすることも多いようです。
では、花粉の飛び交う季節に、どうすれば快眠を手に入れることができるのでしょうか。
■ 花粉を部屋に入れないことが大事
基本的には、寝室などの室内に花粉を入れないようにすることが重要です。
最近では、花粉対策カーテンも販売されていますので、可能であれば普段ご使用のカーテンを花粉対策のものに変えてみることもおすすめします。
〇 布団のお手入れ方法
寝室に花粉を入れないためには、布団やシーツなどに花粉を付けないことも大きなポイントです。
そのため、布団やシーツの外干しは、花粉が付着する可能性があるので、できる限り避けましょう。
天気が良い日は、ついつい外に干してしまいたくなりますが、花粉症の方はできるだけ布団乾燥機や除湿機を利用して布団の湿気を飛ばすようにした方が快眠につながります。室内干しも◎
とはいえ、布団やシーツの外干しを避けるのは難しいという方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、カバーをかけたまま外干しをして、取り込む際にカバーをはずし、カバーはそのまま洗濯することをおすすめします。
毛布や枕なども、同じ方法で干すと花粉の付着を防げますよ。
- <カバー選びのポイント>
- ・こまめに洗濯するカバーなども、花粉の季節には「乾きやすい」ものがおすすめ
- ・花粉がつきにくいのはサラサラした素材のもの
- ★起毛素材と呼ばれる毛足の長いものは、花粉がつきやすい素材ですので、気を付けましょう★
■ アロマテラピーも効果的
また、眠る前に目や鼻にかゆみを感じるような時は、鼻うがいや洗眼のほかに、アロマテラピーを利用することもおすすめです。
花粉症の時期にはユーカリの精油が効果的です。
ユーカリの精油には抗菌作用のあるシネオールという成分が多く含まれています。
厚生労働省が定めている、「日本薬局方」という医薬品の品質の適正を計るための規格基準書の中に、ユーカリの精油にはシネオールが70%以上含まれているものという決まりが記載されています。
精油を少しマスクに染み込ませて、そのマスクをしたまま眠ると、アロマの香りと抗菌作用で眠りやすくなります。
精油は沢山ふくませる必要はなく、楊枝の先に少しとるくらいの量をつける程度でかまいません。
最近はマスク用のスプレーアロマもあるようです。
アロマ効果でリラックスもできますから、是非一度試してみてください。
ただ、慣れていないと寝るときちょっと息苦しいかもしれませんので、試すときは無理せずに、できることからはじめましょう。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
花粉の季節って本当につらいですよね。
鼻水やくしゃみ、息苦しさで日中もつらいのに、睡眠の質まで下がってしまうと、体調面でも、精神衛生上にもよくありません。
ぜひ、今回提案した寝具や寝具のケア、アロマテラピーの方法を参考にしてみてくださいね。
この記事が、少しでも皆さんの快眠のお役に立てることができれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。