さて、今回は・・・、
「湿気対策でカビ・ダニ対策!敷き布団のお手入れ方法」
について解説します!
雨の多い時期(梅雨)や夏場ってじめじめとして湿度が高く、寝苦しさを感じる方も多いのではないでしょうか。
また、湿度が高くなると、寝具にカビが生えないか…ダニが繁殖しないか…ということも心配ですよね。
そこで、今回は湿度が高い時のお布団の湿気対策についてご紹介していきます。
特に、寝汗で湿りやすい敷き寝具メインでご紹介しますので、気になる方はぜひご参考にされてみてくださいね。
■ 敷き寝具のお手入れ方法
湿度が高くなると、心配の一つがダニですよね。
ダニは敷き寝具の大敵です。
繁殖条件は温度より湿度で、敷き寝具、中でも木綿わたの敷き布団は、日に干すなどのお手入れをしないと相当数のダニがいると言われています。
ダニの死体や抜け殻、フンはすべてアレルギーの原因になりますので、特に木綿敷き布団をお使いの方はダニ対策をしっかりしたいところです。
〇 天日干し・掃除機・乾燥機…対策方法色々
では、具体的にどういった対策をしたらいいのでしょう…?
敷き寝具、特に木綿敷き布団の最も一般的なお手入れ方法は、晴れた日に布団を干す「天日干し」です。
晴れた日に敷き布団を干すと、内部の湿気が放出され、クッション性も回復し、気持ちよく眠れることができます。
ただ、ダニ対策としては「天日干し」だけでは不十分になります。
ダニは50度以上の温度が約20分間続くと死滅するといわれていますが、「天日干し」では50度の温度には達しません。
そこでおすすめしたいのが、布団を軽く叩いた後、表面に掃除機をかけることです。(※布団を叩く際は強く叩き過ぎないようにしてください)
そうすることで、ごみやほこりだけでなく、ダニやダニの死骸・フン等を取り除くことができます。
ダニを完全に除去することはできませんが、増殖を抑える効果はありますので、ぜひお試しください。
また、雨が続いて中々晴れない…天日干しは難しい…という場合は、布団乾燥機を活用することでも湿気対策やダニ防止対策に繋がりますので、ぜひご検討されてみてください。
■ ウレタン敷き布団・マットレスのお手入れ方法
続いて、ウレタン敷き布団やマットレスのお手入れについて。
ウレタン敷き布団やマットレスは木綿敷き布団とは違って透湿性が高く湿気が内部にこもりにくいです。
ただ、湿気を裏面(床面)に落とすようになっていますので、敷きっぱなしは厳禁です。
お手入れ方法としては、定期的に風通しのいい場所に立てかけて底面の湿気を乾燥させるようにしてください。
また、マットレスの芯材をローテーションで定期的に入れ替えて頂くことで湿気対策にもなり、ヘタリも軽減され、より長く快適にお使いいただけますよ。
※木綿敷き布団の対策でご紹介した天日干しは芯材の変色や劣化に繋がりますのでお避け下さい。
■ 除湿シートの活用
続いて、敷き布団・マットレス共通のおすすめの湿気対策が「除湿シート」を活用することです。
除湿シートとは、布団やマットレスの下に敷くだけで布団の湿気を吸収してくれるシートです。
寝ている間に発生する湿気をしっかり吸湿することで、寝具をよりいい状態にキープすることができるので、簡単にカビ・ダニ対策ができます。
また、じめじめとしたお布団に寝苦しさや不快感を覚える方には寝心地改善にもつながります。
除湿シートには除湿効果に加え、消臭効果や抗菌効果がついているものもあり、1枚敷くだけで寝具を快適に長く使うことができます。
また種類によっては、お手入れ時期を知らせる「吸湿センサー」がついているものもあります。
そして、お手入れ方法は基本的に天日干しだけと簡単!
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、梅雨や夏場など湿度が高い時期の敷き布団の湿気対策についてご紹介させて頂きました。
湿度が高い時期ってじめじめして不快感を覚える方も多いかと思います。
せめて、睡眠は快適な環境でとりたいですよね。
この記事が少しでも皆さんの快眠の手助けになっていれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!