さて、今回は・・・、
「空気が乾燥しても油断大敵?!対応必須!結露対策」
について解説します!
どんどん寒くなって冬の到来も目前。
冬と言えば寒いのはもちろん、空気の乾燥が気になるところ。
布団にとっては湿気は大敵!なので湿度の低い冬場は安心……
と!いうわけにはまいりません!!
冬場でも湿気対策はしっかり!が大事です。
特に【結露】が発生しやすくなる季節。
今回のブログはそんな「結露の対策」についてのご紹介します!
■結露ってなんで発生するの?
結露とは、温かく湿った空気が冷やされることによって、空気中の水蒸気が水滴になる現象のことを指します。
冬場、暖房のかかった部屋の窓ガラスに水がびっしりついているというのも「結露」です。
他にも、よく冷えた飲み物を注いだグラスに水滴ができたり、お風呂の天井からしずくが落ちてくる、湿気で眼鏡のレンズが曇る、といったものも「結露」という現象なのです。
空気に含まれている水分の量のことを「水蒸気量」と言います。
空気の温度が高いほど水蒸気量は増え、温度が低いと少なくなります。
冬は空気が乾燥する、というのも、空気の温度が低いため、空気中の水蒸気量が少なくなることにより乾燥しているのです。
そして、暖かい空気が冷えた物の周りで冷やされることによって、飽和した水蒸気が水分となって現れ、「結露」が発生してしまうのです!
また結露が発生している周辺は湿度がかなり高い状態にもなっています。
結露は自然現象であり、結露自体の発生を根本的に防ぐ、というのはなかなか難しいものなのです。
■結露を放っておくと……?
結露しているのを放っておくと、結露が発生しているところが湿っている状態になるため、近くに湿気を吸い込みやすい物があると湿気をため込みます。
例えば窓であればカーテンなどが水分を吸い取って湿った状態になります。
湿ったものがずっとあると、結果的に部屋の中の湿度は上がります。
そうすると部屋の湿度が上がる、結露が続く、湿度が下がらない……
と言った循環に。
冬場なので換気の回数も減り、空気が部屋にこもりがちの上、湿度が高い状態が続くと
カビが発生しやすくなります。そしてカビを餌とするダニも寄ってきます。
そうなると使っているお布団にも影響が!
布団自体がじっとり、というだけでなく
カビやダニも発生すると、布団が大変なことに……!
また、湿気を含んだ状態で布団を使い続けることで布団自体も傷みやすくなります。
■結露対策ポイントとお布団を守るために。
根本的に防ぐことは出来なくても、発生してしまった結露の対応、また発生しにくくすることは可能です。
対策ポイントとしては4つ!
1.こまめにふきとる
発生した水滴をこまめにふき取るだけ。
水滴から湿り、カビの発生を防ぐことができます。
2.よく換気する
換気回数が減少すると室内の湿度が上昇しやすくなります。
あったかい室内で湿度が上がると、空気が冷やされた時に結露が発生しやすくなってしまいます。
こまめに換気をすることでこもった空気を入れ替え、湿度を下げることで対策になります。
3.暖房器具の見直し
あたためる際に水蒸気の発生を伴う石油ストーブやガスストーブではなく、
エアコンやオイルヒーターにすると、湿度が上がりにくくなります。
加湿器を使用している場合は使用時間を短くすると結露防止に繋がります。
4.押し入れやクローゼットに物を詰めすぎない
押し入れなどには湿気が溜まりやすいもの。
物を詰めすぎないことで空気が通りやすくなり、湿気の逃げ道が出来ます。
すのこを敷くなどするのも有効!
また布団を大事にするためには布団自体に湿気対策を行うのが重要!
敷き布団やマットレスの下に「除湿シート」を使うのがオススメです♪
寝具の湿気対策についてはこちらの記事をご覧ください♪
■まとめ
いかがだったでしょうか?
冬は乾燥するから……と思っていても意外と湿気は身近にあるもの。
布団にとって湿気は大敵ですので、適切な対応が必要です。
適切に対応して快適な冬を過ごしましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました!