さて、今回は・・・、
「伝統の近江ちぢみで心地よく眠る。西川「季ノ布」シリーズ」
について、ご紹介します。
もうすぐ6月。夜の気温もだんだんと上がり、梅雨入りも間近となりました。
これからの季節は湿気や汗で寝苦しい夜が増えてきますね。
「サラッと快適に眠りたい…」「涼しく眠りたいけれど、化学繊維は苦手…」
そんな方におすすめしたいのが 麻素材の寝具です。
今回は、日本の蒸し暑い夏に五感で涼しさを感じる、西川「季ノ布」についてご紹介します。
■西川「季ノ布」シリーズ
伝統的な麻の織物「近江ちぢみ」を使用した肌掛けふとんと敷パッドのシリーズです。
近江の伝統技法による染め、織り、仕上げにこだわり、デザインは滋賀県の心象風景をイメージしています。
この商品の魅力は麻素材を使用することによる、さらっ・シャリっとした肌ざわり。
夏にぴったりな麻の特徴と、近江ちぢみについて解説します。
■ 麻の特徴
「麻」は天然繊維の中では最も涼しいと言われ、肌離れがよく、べたつき感が少ないのが特徴です。
湿度調節に優れるため、しっかりと汗を吸い、蒸れにくい環境を作ってくれます。
乾きも早いので湿気の多い時期にはぴったりの素材です。
また、麻＝リネンのイメージがあるかもしれませんが「麻」とは植物から作られる繊維の総称で、「リネン」はその一種です。他にも「ラミー」「ヘンプ」などたくさんの種類があります。
■麻の種類
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リネン（亜麻） |
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ラミー（苧麻） |
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ヘンプ（大麻） |
麻にはチクチクする、硬いといったイメージがあるかもしれませんが、
「季ノ布」のラミー糸は糊で糸をコーティングすることで、ゴワゴワ感をなくし、清涼感・シャリ感を生かした触り心地となっています。
■ 伝統の麻織物「近江ちぢみ」
「季ノ布」の側生地である近江ちぢみ。
近江ちぢみの特徴は「シボ」といわれる独特の凹凸です。
「シボ」があることで 生地と肌との接触面が少なくなり、風通し良くさわやかな心地が得られます！
この「シボ」を生むのは近江で培われた職人技です。
織りあげた生地は「シボとり」「一本洗い」「竿干し乾燥」「ほぐし柔軟」といった工程を経て、近江ちぢみができあがります。
○近江の伝統技法「シボとり（もみ）」
生地を手で揉み込みシワを付ける工程です。
切り込みのついた板の上で、水を含ませた生地をロープ状にして揉み込みます。
シワの付き方や表情を確認しつつ、時間をかけて均一なシボをつけます。 一見簡単そうに見えますが、高度な技術と絶妙な力の入れ方で美しいシボが作られています！
○近江の伝統技法「ほぐし柔軟加工」
生地をたたいてほぐし、「さわらかさ」を付加します。
鋲の付いた軸が並んだ機械に生地をくぐらせ、たたいてほぐすことで柔らかさを生みます。柔軟剤での加工が主流となって以降、効率の悪さからお蔵入りとなっていたこちらの機械は「季ノ布」のために50年ぶりに稼働しました！
「ほぐし柔軟加工」は柔軟剤による後加工よりも長持ちし、生地の品質を維持し、麻特有のシャリ感を残しながら柔らかな風合いに仕上げます。
■ 商品紹介
ここまで「季ノ布」シリーズのこだわりをご紹介させていただきました。
一部ですが商品ラインナップを紹介いたします。
＜おすすめ商品紹介＞
★「風の香」
肌掛けふとんは綿と麻で織られてやわらかな触り心地、敷パッドはリネンとラミーで麻のさらっとした触感です。
初夏の青々と茂った木々の間を吹き抜ける風をイメージしたグラデーションデザインです。
＜おすすめ商品紹介＞
★「水光」
蒟蒻糊加工で毛羽を抑えたラミー糸で織られ、上品な光沢とシャリ感が魅力です。
同素材の敷パッドもございます。
深さ100ｍを超え、限りない宇宙のように広がる湖、琵琶湖。
その深い色合いと、湖面に差し込む光のグラデーションを草木染の繊細な縞模様で表現したデザインです。
■ まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は西川「季ノ布」シリーズの魅力とこだわりをご紹介させていただきました。
日本の夏にぴったりの素材「麻」、その魅力を最大限に引きだした「近江ちぢみ」で
さらっと快適な夏の快眠をしませんか？
西川「季ノ布」は店頭のみでの取り扱いとなっております。
無料体験も実施中ですので、お気軽にお声がけくださいね♪
ここまでお読みいただきありがとうございました！
