快眠のすすめ

KAIMIN COLUMN

シングルとシングルロングの違いって?失敗しない寝具サイズ選び!寝具のサイズを詳しく紹介

さて、今回は・・・、
「シングルとシングルロングの違いって?失敗しない寝具サイズ選び!寝具のサイズを詳しく紹介」
について解説します!

寝具選びで「サイズ」に迷った経験がある方は多いのではないでしょうか。
シングル、セミダブル、ダブル、クイーンなどに加えて、シングルロング、など最後に「ロング」が付いている物も。
掛け布団と敷き布団で同じシングルにしたのにサイズのcm表記だと数値が違う……?などなど、初めて購入する方にとっては大混乱しがちなものです。

今回は寝具のサイズ選びで失敗しないために知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。

 

■寝具のサイズの基礎知識

まず寝具のサイズの基本的な知識を確認しましょう。

サイズには、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングといったサイズがあります。
このサイズの違いは主に「幅」です。実はどのサイズでも「長さ」は基本的に約200cmとなります。
下記は敷き布団のサイズになります。

  • シングル(100×200cm):1人用として最も一般的なサイズ。狭い部屋にもフィットしやすく、一人暮らしや限られたスペースでの使用に適しています。
  • セミダブル(120×200cm):シングルよりも幅が広く、寝返りを打つ方やゆったりとした寝心地を求める方に適したサイズ。1人で使用する場合、十分な広さがあり、狭いスペースでも利用可能です。
  • ダブル(140×200cm):2人で使うことを想定したサイズですが、1人で贅沢に使う方も多いです。寝るスペースに余裕が欲しい場合や、ペアでの使用を考えている方におすすめ。
  • クイーン(160×200cm):より広いスペースが必要な2人用のサイズ。2人が十分な余裕を持って快適に眠れるため、広い部屋やベッドをお持ちの方に向いています。
  • キング(180×200cm):かなりの大判サイズで、2人以上でも快適に眠れるゆとりがあります。家族で一緒に寝ることを考えている方や、広々とした寝室に最適です。

 

■掛け布団と敷き布団のサイズの違い

掛け布団と敷き布団のサイズは、同じシングルでも異なります。

敷き布団はベッドやマットレスにフィットするように設計され、掛け布団は体をしっかり覆うために若干大きめに作られています。この違いを理解しておくことで、適切な寝具を選べるようになります。

掛け布団 敷き布団
シングル 150×200cm 100×200cm
セミダブル 170×200cm 120×200cm
ダブル 190×200cm 140×200cm
クイーン 210×200cm 160×200cm
キング 230×200cm 180×200cm

 

■ロングサイズの寝具がもたらす快適さ

寝具を選ぶ際に、ロングサイズの選択肢を考えることも重要です。特に、身長が高い方や、寝るときに足元の圧迫感が気になる方にとって、ロングサイズは快適な眠りをサポートするための選択肢となります。

寝具のサイズの違いは幅で長さは基本的には同じではあるのですが、ロングサイズの寝具は、標準の長さのサイズに比べて長さが10cmほど長くなっています。一般的に「シングルロング」や「セミダブルロング」などとサイズの後ろにロングを付けて表記されています。たとえば、通常のシングルサイズが200cmであるのに対し、シングルロングは210cmと、少し長めに設計されています。この10cmの差が、足元のゆとりや全身をリラックスさせるために大きな違いを生み出します。

ロングサイズの布団は、特に冬場に足元を冷えから守りたい場合や、寝返りを打っても布団が体にフィットするため、より快適に感じることが多いです。また、掛け布団や敷き布団のサイズもロングに合わせて選ぶ必要がありますので、購入の際は掛け布団と敷き布団がそれぞれ長さに対応しているかどうかを確認することが大切です。

ロングサイズは、身長が高い方だけでなく、快適さを追求する方にもぴったりの選択肢です。

 

■寝具の測り方 〜失敗しないためのポイント〜

寝具を選ぶ際に最も重要なのが、自分が使っている寝具に合ったサイズを確認することです。適切なサイズの寝具を選ぶことで、快適な睡眠環境を作ることができます。ここでは、寝具の正しい測り方について、具体的なステップをご紹介します。

1.品質タグをチェック
まずは使用している品質タグをチェックしてみましょう。だいたいの布団はこの品質タグにサイズの記載があります。150cm×210cmならシングルロングサイズだな、という風に確認でき、正確に把握することができます。

2.紐を使って測る
品質タグがない、ボロボロになってしまって文字が判別できない、という場合は自分で測ることになります。 メジャーを使っても良いですが、紐(ビニールひもでも布ひもでもなんでもOK)を使うのがおすすめ。紐を使うことで、柔軟性があるため、マットレスや敷き布団の形状にしっかりフィットして正確に測ることができます。特に大型の布団やマットレスを測る場合、メジャーがうまく扱えないときに非常に便利です。また羽毛布団などの厚みのある布団も、厚みを含めた大きさを測る際にはメジャーよりもひもの方が測りやすい場合もあります。

サイズを測って布団カバーを選ぶ際、布団の厚みにも留意しましょう。
マットレスカバーなどは「厚み20cmまで対応可能」といった文言が書かれていることが多いので、お使いのマットレスの厚みも把握しておくことが重要です。

掛け布団の場合、シングル用のカバーは掛布団のサイズよりも少し大きめのサイズで作られています。ただし夏用の薄手の掛布団用カバーの場合は、厚み分の考慮がなく、羽毛布団などに使おうとすると入らない可能性がある為注意が必要です。

 

■あなたにぴったりの寝具を見つけよう

寝具のサイズ選びは、快適な眠りを手に入れるために重要なポイントです。ぜひ今回ご紹介したサイズの違いを参考に、あなたにぴったりの寝具を選んでください。

ふとんのタカハシでは、様々なサイズの寝具をご用意しております。実際に手に取って確認したい方は、お近くの店舗へ。オンラインショップでも、サイズ別に豊富な寝具を取り揃えておりますので、ぜひご利用ください。

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