快眠のすすめ

KAIMIN COLUMN

花粉症対策と快眠

花粉症対策と快眠

花粉症には、目のかゆみや鼻づまりといった症状がありますが、この症状が、寝る前や寝ている時、または朝起きてすぐなど睡眠前後に起こると、快眠からは程遠くなってしまいます。

では、花粉の飛び交うこの季節に、どうすれば快眠を手に入れることができるのでしょうか。

布団の干し方

良く言われることですが、基本的には花粉を寝室など部屋の中に入れないことが大切です。

中には普段から、家に入る前は服や髪についた花粉を払い落としてから入るという人もいると思います。

これは家の中に花粉を入れないための対策ですが、同じように、寝室に花粉を入れないためには、ふとんやシーツなどに花粉を付けないことがポイントです。

そのためには、布団やシーツを外に干さないことです。天気が良い時は、ついつい外に干してしまいたくなりますが、花粉症の方はできるだけ布団乾燥機や除湿機を利用して布団の湿気を飛ばすようにした方が快眠につながります。あるいは、花粉が付かない布団カバーなども販売されていますので、そのカバーをつけて天日干しするのもよいかもしれません。

アロマテラピー

眠る前に目や鼻にかゆみを感じるような時は、鼻うがいや洗眼のほかに、アロマテラピーを利用するのもおすすめです。花粉症の時期にはユーカリの精油が効果的です。ユーカリの精油には抗菌作用のあるシネオールという成分が多く含まれています。

厚生労働省が定めている、「日本薬局方」という医薬品の品質の適正を計るための規格基準書の中に、ユーカリの精油にはシネオールが70%以上含まれているものという決まりが記載されています。

精油を少しマスクに染み込ませて、そのマスクをしたまま眠ると、アロマの香りと抗菌作用で眠りやすくなります。

精油は沢山ふくませる必要はなく、 楊枝の先に少しとるくらいの量をつける程度でかまいません。最近はマスク用のスプレーアロマもあるようです。

 

ワンポイント

慣れていないと寝るときちょっと息苦しいかもしれませんので、試すときは無理せずに、できることからはじめましょう。

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