さて、今回は・・・、
「寝汗の原因はストレス?!読書でメンタルケア」について解説いたします。
だんだんと気温が上がってきて、夜寝苦しく感じている人も多いと思います。
中には、朝起きたときに寝汗でふとんがぐしょぐしょになっている、なんて人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、寝汗についてお話したいと思います。
■ 寝汗の量
一般的に私たちは、寝ている時に毎日およそコップ1杯の汗をかくと言われています。
これは、脳に休息を与え深い眠りを導くとともに、体温を下げることで睡眠中のエネルギーの浪費を防ごうとする生理現象のひとつです。
ですので、誰でも寝ている時には汗をかいているのです。
しかし、起きたときには、汗をかいたという意識は無いという人もいるかもしれません。
睡眠中にかいた汗は、掛け布団におよそ30%、敷布団におよそ70%吸収されていますので、起きたときに気づいていない人が多いのだと考えられます。
この眠っている時の汗が通常の量よりも多い場合、いわゆるこれが寝汗ということになるのですが、その場合は要注意です。
■ 汗の種類
汗には2種類あって、簡単に言うと「サラサラ汗」と「ベトベト汗」です。
「サラサラ汗」は簡単に言うと水に近い汗のことです。
汗にミネラル分となどが含まれていない汗で、すっきりとしていて、汗をかいたあとも疲労感が残りにくいのが特徴です。
「ベトベト汗」は、血液中のミネラル成分が含まれている汗で、かいた後に体がベトベトし、疲れを感じます。
〇「ベトベト汗」は要注意
寝汗も、「サラサラ汗」の場合は心配ありません。
例えば、季節的に暑くなったことが原因でかくような寝汗は「サラサラ汗」です。
これは一過性のことですので心配する必要はありません.。
しかし、これが「ベトベト汗」の場合は、他の原因が考えられます。
その原因として一番多いのが「ストレス」です。
■ ストレスと汗
ストレスを感じると「ベトベト汗」をかきやすくなります。
「ベトベト汗」にはミネラル成分などが含まれており、水分が蒸発したときにミネラル分が表面に残ってベトベトするのです。
日頃から抑制されている人が一番解放されるときというのは、無意識になっている睡眠中です。
日頃からのストレスが無意識のもとで開放されて、寝汗となって出てきます。
だからこそ、寝汗が「ベトベト汗」だと注意が必要です。
体の調子は悪くないと思っていても寝汗が多い人は一度病院で見てもらったほうが良いかもしれません。
〇ワンポイント
これまでのお話は成人についての事ですので、幼児やあかちゃんの場合は別です。
小さいお子さんは健康であっても寝汗をよくかきますので、あまり気にしすぎなくてもかまいません。
■ 番外編:読書でストレスケア
皆さんは、本を読む習慣がありますか?
子どもの寝かしつけに役立つ絵本が話題になったこともありましたが、眠る前に読書を取り入れてみてはいかがでしょうか?
眠れる本屋というお店も登場しているようで、本に囲まれ読みながらウトウトする…そんなシチュエーションに憧れる人もいるようです。
ながら寝は、質のよい睡眠をとることにはあまり向いていませんが、寝ても起きても好きなものが視界にいっぱいある状況は幸せですよね。
癒される写真集なども、夢見に良い影響がありそうなのでおすすめです。
眠る前に読む本は、内容がワクワクしておもしろすぎるものだと逆効果になりかねないので、そこだけ注意して下さい。
■ 本を読むと出会える「言葉」
読書をすると「言葉」に出会えます。
新しい言葉が増えると、新しい世界が広がります。
例えば、著者の言葉に影響を受けることで、別の視点を持つことができたら、物事に対して、自分だったらこう考えるけど、著者だったらどう考えるだろうと、多面的に見ることもできるようになります。
また、「いい言葉」にたくさん出会って、それを普段から使うことができるようになると、心と体が影響を受け、元気になれると思います。
「忙しくて本を読む暇がない」という人も多いと思います。
そういう時には、「本を一冊全部読まないといけいない」という意識を捨てて、「あ、この言葉いいな」とか「この言葉好きだな」とか「この考え方おもしろい!」いう箇所を見つけることができたらオッケーという発想で本と向き合ってみるのはいかがでしょうか?
時間も10分とかに制限すると、1日24時間あるうちの1%未満です。
そして、その発見した言葉を話のネタにして、飲み会などでみんなとおしゃべりできたら楽しいのではないでしょうか。
たくさんある本の中で、タイトルが気になったもの、表紙に惹かれたもの、テレビなどで見て気になったもの、など手にとって見てください。
本は新刊が年間、約7万冊出版されているといわれます。
そんなたくさんの本の中で、出会えた本は、奇跡だと思います。
本の重さ、手触り、においなど感じて、開いてみてください。
■まとめ
いかがだったでしょうか?
読書で日々のストレスを軽減し、快眠を手に入れましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。