さて、今回は・・・、
「寝る時の体勢って何がいいの?睡眠の疑問」
について解説します!
睡眠には色々スタイルがありますよね。
寝る時の体勢・ベッドor布団・部屋の明るさ…何が正しいのか悩むことありませんか?
今回はそういった睡眠に関する様々な疑問について解説していきたいと思います!
■ 寝る体勢
まず、寝る時の体勢について…仰向けで眠る人、横向きで眠る人、枕に抱き着くのが落ち着く人、寝ている時の体勢は人それぞれ、好みがありますよね。
人は寝ている時、20回ほど寝返りを打って身体の負担を減らすのが理想的ですが、気が付くとこの体勢多いかも、と言う事はありませんか?
〇それぞれの体勢のメリット・デメリット
寝返りが少なくいつも同じ姿勢の人は要チェック!
寝る時の姿勢にも、それぞれ良い点、悪い点があります。
①仰向け寝
まず、仰向け寝は、背骨に優しく、身体への負担が一番少ないです。
顔に枕が触れる面積が少ないので、痕や汚れが付く事が少なく、ニキビ等の予防にもなります。
でも、枕が合っていないとイビキの原因になったりするので要注意。
②横向き寝
横向き寝は、気道の確保がしやすいのでイビキを軽減できます。
内臓への負担が少なくなるので、お腹の大きな妊婦さんには、横向きでシムスの姿勢が推奨されています。
(シムスの姿勢は、横向きに寝て、下になっている脚を少し前に出して曲げる姿勢のことです。)
まるまって眠る安心感がありますが、猫背や巻き肩、姿勢の崩れに注意して下さい。
③うつぶせ寝
うつぶせ寝も、イビキを軽減できる姿勢ですが、顔をどちらかにねじる事になるので、息がしづらくなります。
肩こりが軽減されると言う説もありますが、首と腰には負担がかかる事もあります。
できるなら、抱きまくら等を使って、半うつぶせ寝にして下さいね。
■ 睡眠スタイル
続いて、「ベッド」と「布団」どちらがいいのかについて。
日本の昔からの睡眠スタイルといえば「布団」ですが、近年では日本人の生活スタイルが欧米化してきており「ベッド」を使っている人が半数を超えています。
皆さんは布団とベッドのどちらを使っていますか?
布団とベッドどちらにも長所と短所があります。
〇ベッドの長所・短所
ベッドの長所は床からの高さを確保できるので鼻炎やアレルギーの原因になる埃や、冬場の冷たい冷気にさらされることが少なくなります。
布団の上げ下げをする必要がないので足腰にやさしいという良さがあります。
短所は家具の中でもベッドはサイズが大きく場所をとるので部屋の大きさによっては圧迫感を感じることもあり、重量もあるので移動させるのも大変になります。
〇布団の長所・短所
布団の長所はベッドのように配置を決める必要が無く、自分の好きな場所に敷いて眠ることが出来ます。
また、日中使わないときは押し入れなどに収納することで部屋をすっきりさせて過ごすことが出来ます。
一方で床に直接敷くことになるので、埃や床からの冷たい冷気が気になってぐっすり眠れないこともあります。
それぞれ長所と短所があるので部屋の広さや生活スタイルに合わせてどちらが合っているのかを見極めてみて下さいね。
■ 睡眠時の部屋の明るさ
続いての睡眠に関するポイントは部屋の明るさ!
寝るときはほとんどの方が電気を真っ暗にするか、豆電球にして眠りについているかと思います。
中には「真っ暗だと不安で眠れない」という方や「電気を付けたまま寝てしまった!」という方もいるのでは…。
皆さんは電気を付けたまま寝てしまった経験などはありませんか?
〇電気をつけたまま寝るのはNG!?
実は電気を付けたまま寝るのは、かなり悪影響なのです。
睡眠は脳と体を休める時間であり、電気の光を浴びたまま寝ると脳にストレスを与え、疲れが取れにくくなり、免疫力の低下にも影響します。
また電気を付けたまま寝てしまうと睡眠中に様々なホルモンが分泌されず、新陳代謝も悪くなり体質も太りやすくなってしまいます。
一番良いと言われるのは月明かり程度の明るさで、豆電球などを使うと良いでしょう。
また光源が直接目に入らないようにすることも重要で、ナイトランプを設置するなど、寝床から少し離れたところに置くのも効果的です。
睡眠は脳や体のメンテナンスの時間です。
正しい睡眠の取り方を理解し、しっかり睡眠を取って明日も元気に頑張りたいですね。
■ 番外編!「良い二度寝」と「悪い二度寝」
それぞれの睡眠スタイルについてご紹介してきましたが、ここで一つの睡眠スタイルである「二度寝」についても解説したいと思います。
朝目覚めると「あと5分だけ…」と二度寝をしてしまいがちですよね。
特に休日の朝になると二度寝、三度寝と、ズルズル寝てしまう人もいるかもしれません。
実は二度寝には「良い二度寝」と「悪い二度寝」があるのはご存じですか?
〇悪い二度寝
「悪い二度寝」はそのまま続けて長寝してしまうパターンです。
休日だからとまた目をつむり、そのまま長寝をしてしまうと体内時計が狂って睡眠のリズムが乱れてしまいます。
人はそれぞれ体内時計を持っており、眠りやすい時間というのは体内時計で決まります。
平日毎朝7時に起きている人が週末に長寝してしまうと、体内時計が後ろにズレこんでしまい月曜日にまた7時に起きるのが辛くなってしまいます。
〇良い二度寝
「良い二度寝」は午前中に仮眠を取ることがポイントです。
休日も平日と同じ時間に起床し、晴れていれば太陽の光を浴び、朝食を取って、しばらくのんびりした後、午前中に30分~1時間程度の仮眠を取ることがおススメです。
ただし仮眠が長くなることや、仮眠の時間帯が遅すぎると夜の睡眠に影響が出るので注意は必要です。
休日の二度寝の仕方によって、休み明けの体調にも大きく影響が出てきます。
上手な睡眠方法を取り入れて、健やかな朝を迎えたいですね。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は睡眠のスタイルに関する色々な疑問について解説しました。
それぞれ自分に合った睡眠スタイルがあると思います。
今回ご紹介したそれぞれのポイントを踏まえながら、改めて自分の睡眠スタイルを見直してみてもいいかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。