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人斬り半次郎 幕末編

 池波正太郎氏の「剣客山田又蔵従軍」、「開化散髪どころ」、「その男」というような作品を読んで、私は桐野利秋という人物に大変心をひかれましたので、今回はその桐野利秋を主人公にした「人斬り半次郎」幕末編を読みました。
 この作品では、これまでの作品ではあまり記されていなかった桐野利秋が京都で人斬り半次郎として活躍する以前の生い立ちから、西郷隆盛との出会いを経て、第一回長州征伐の頃までを記しています。
 これらの作品を読んでいると、幕末にとった薩摩藩の複雑な行動の理由など、これまで学校で学んだ歴史の教科書では判らなかった幕末の複雑な流れが理解できます。
 以前も記したとおり昔は歴史小説を嫌っていた私ですが、やはり何事も十分知らずに好悪を決めてはいけないと反省しております。

懐かしい景色

 本日は社員のお父様がお亡くなりになったため、お葬式に参列しました。
 お葬式は鴨島の三倉屋会館で行われたのですが、この葬祭場は私が通った小学校のすぐそばなのです。
 昔通い慣れた道なのですが、全く同じようで少しだけ違っているといった様子なので少し迷ってしまいました。
 お葬式という機会でしたが、懐かしい景色を久々に見ることができました。

電脳コイル

 昨日なんとなくテレビを見ているとNHK教育でアニメーションをやっておりました。
 このチャンネルでアニメをやるのはめずらしいなあと思いながら見ていると、結構はまってしまって最後まで見てしまいました。
 このアニメのタイトルが「電脳コイル」で、その後、インターネットで調べてみると、私が知らないだけで結構人気がある作品で全般の評価も高そうです。
 私がこの作品を見て気がひかれたのは、近未来におけるウェアラブルパソコンの可能性を具体的に表現していたからです。
 これは原作も読まざるをえまいと、附屋の北島店に行きました。
 いつものように小説のコーナーを探してもどこにあるやら判らないので、店に備え付けてあるパソコンで検索をして、在庫が有ることと出版社を確認してもう一度探したのですが、やはり見つかりません。
 さすがにギブアップして店員さんに聞いたのですが、なんとコミックとゲームの必勝本の間にあるのです。
 やっと見つけて安心したものの、表紙はアニメの女の子がそのまま載っているし、おっさんがな買うのはなんだか恥ずかしい感じでした。

これから5年日本人が気付くべきこと

本日は年に2回の当社の全店休業日ですし、家族も家内の実家に行っておりますので一日中、本を読んだり、インターネットを使ったりしながら、小山政彦氏や神田昌典氏、増田俊男氏といった方々をはじめとする著名な方々が記している今後の見通しについて目を通していきました。
 そして、これらを参考にしながら、今後の経済動向や我が社の向かう方向等について自分なりに考えていきました。
 タイトルはその中で読んだ本で、船井総合研究所社長の小山政彦氏が昨年の4月に書いた本です。
 出版されてから半年ほどたっておりますが、正月に読もうと思いとっておきました。
 元日は一年の初めの日ですので一年の計画を立てたり、自分の原点を見つめ直したりするのには良い機会です。
 私の原点の大きな一つは社会人として小山政彦氏の薫陶を受けたことなので、正月に小山氏の著書を読むことには非常に意義があります。
 小山氏はこの著書で2015年くらいに、世界の経済の中心が日本に移ると予測しております。
 最近は世の中の流れが激しくてついていくのが精一杯の時代ですが明るい未来を信じて頑張っていきたいものです。

目標

 今年の初めに個人的なもの、家族でのもの、仕事でのものと分けて3つずつ目標を立てました。
 全体で達成度合いは75%くらいでしょうか。
 毎月本を10冊読むというのは結局、年間で100冊読みましたので、達成率は83%です。
 体重を78㎏にするというのは83㎏が80㎏になりましたので60%です。
 他にも達成できたもの、できなかったものありますが、目標を決めておいて1年後に検証すること自体が非常に重要だと思います。
 来年も正月に目標を決めてチャレンジしていきたいものです。

うさぎ

 今日から家内と子供達は家内の実家に帰ったので、晩ご飯を坂本店長と食べに行きました。
 坂本店長は食に対するこだわりがないので、とにかく近いところで、面倒くさくないものを食べようということでした。
 ご飯を食べながら坂本店長から聞いた話ですが、坂本店長もここしばらく奥さんがお子さんと一緒に実家に帰っているということで、お母さんが夕食を作ってくれているとのことです。
 先日の夕食にサラダが出たときの事ですが、坂本店長はドレッシングも何もかかっていないにもかかわらず、面倒なのでそのままムシャムシャとたべてしまったところ、「あれ、何にもかけずに食べたの」といわれ、「面倒だから、そのまま食べた」と答えると、「料理のし甲斐がない人やね、ウサギとかわらないじゃないの」と言われたそうです。
 坂本店長、私もサラダには何かかけて食べた方が良いと思いますね。(^_^;)

休日の電話

 本日はお休みをいただいておりました。
 私の休日は変則ですので休日でもメーカーや社員から電話がかかってくることも多いのですが、ほとんどのメーカーは昨日で仕事納めなので、今日はゆっくりできるなと思い朝風呂に入っておりました。
 「ゆっくり朝風呂に入れるのは、やっぱり休みの日だけだよね」とか思いつつ風呂に入っていると、電話が鳴っているとかいって持ってきます。
 急いでいるみたいだとか言って持ってくるので、風呂を出て裸のまま電話に出ました。
 1件電話を済ませて、また入っていると、今度は携帯が鳴っているようだとか言ってきて結局、今日も午前中だけで仕事の電話が6件かかってきました。
 平均すると30分に1本です。
 電話は非常に便利ですし、急ぎの要件があるのは仕方ないことなのですが、休日の午前中には時々恨めしくなってきますね。(T_T)

丸富株式会社

 本日聞いた話なのですが、当社がお付き合いしている広島県の「丸富株式会社」が寝具部門をやめてしまうそうです。
 この会社自体は衣料品関係が強いので経営資源を集中するのでしょうが、なんとも寂しい限りです。
 今回は倒産という事ではありませんが、本年は倒産や廃業が関係先で本当に多い年でした。
 来年は取引先の倒産や廃業のないことを祈らずにはいられません。

年賀状

 年賀状が未だ完成しておりません。
 今年はどこの郵便局からも年賀状を買ってくれというプッシュがなかったのでそもそも出遅れてしまいました。
 民営化になれば激しくなるかと思いましたが、不思議なことです。
 また、昨年までは会社の年賀状もそれぞれが出していたのですが、会社の関係先は総務課でまとめてだすことになり、混乱があったのも個人の年賀状が遅れている理由の1つです。
 現在、家内は風邪が治りきっていない状態ですが、咳をしながら、また、ぶつぶつ文句を言いながらも年賀状を作っております。
 私が年末年始に読もうと思い本を買ってきてあるのを見て、「あなたは暇だから本なんか買ってきてるのに、私があなたの年賀状までなんで作らなければならないの」といった感じであたってきます。
 まあ、その時は、遊んでいたのではなく仕事をしていたのですが、家内の言うことも、もっともなので笑ってごまかすしかありません。
 私の年賀状が元旦に配られるかどうかはきわどい感じがしております。

タビックス

 本日、タビックスから連絡があり徳島支店の場所が変わったとのことです。
 地図がファックスで送られて来ると県庁の近くではあるのですが、ビルの4階なので驚きました。
 このビルは商用ビルではないので、一般客がちょっと寄るといった感じではないのです。
 当社の担当者も辞めてしまったし、この先どうなるかが少し心配です。

クリスマスケーキ2

 昨日の夜半、私の耳に異様なうめき声が・・・。
 朝起きて聞いてみると、次男が昨夜嘔吐したとの事です。
 まさかアレルギーで!?と思いましたが、ただの食べ過ぎとのことです。
 久々のケーキだったのでホールケーキを一人で半分食べてしまったようです。
 家内いわく「あれだけ食べれば、そりゃ吐きたくもなる」とのこと。
 それなら止めろよとも思いますが、悲劇なのか喜劇なのかよく分からなくなってきます。

クリスマスケーキ

 今日はクリスマスイヴですので、家族でクリスマスケーキを食べました。
 以前から書いているように、我が家では次男がアレルギーなので普通のケーキが食べられません。
 以前は粟で作ったケーキを食べていましたが、お世辞にも美味しいとはいえませんでした。
 今回は小麦が週1回解禁になっているので、玉子抜きの食パンで作ったクリスマスケーキです。
 粟のケーキよりははるかに美味しいのですが、やはり本物のケーキには及びません。
 そんなケーキでも美味しいと言って、たくさん食べている次男を見ると、ちょっと不憫です。
 家内もあちこち探して玉子抜きのケーキを作ってくれるパン屋を見つけて来たようで本当に頭が下がります。
 小麦も大丈夫になったんだから、そのうち玉子も大丈夫な日が来るのを祈らずにはいられません。

サンタクロース

 明日はクリスマスイブでですが、今年は遂にその時が来てしまいました。
 今年も例年のように家内が次男(7歳)に「サンタさんに何をもらいたいの?」と聞くと「サンタさんはお父さんやお母さんなんでしょ」とのことです。
 「誰かに聞いたの?」と聞いても「いや、サンタさんて昔の人だし、そんな何百年も生きてないよね。」なんて言い始めます。
 私は「でも、お父さんの知っている人で14代目西川甚五郎なんて人もいるし、サンタさんも何代目かの人かも知れないよ」といいましたが、どうもばれっちゃっているようです。
 まあ、子供が大きくなっていくのは嬉しいのですが、その反面、なんか面白味がなくなっていくのも事実ですね。

親不孝長屋

 この作品は江戸時代の市井もの短編小説を集めたアンソロジーです。
 作家と作品は

 池波正太郎 おっ母、すまねえ
 平岩弓枝  邪魔っけ
 松本清張  左の腕
 山本周五郎 釣忍
 宮部みゆき 神無月

 となっております。
 私は池波正太郎が好きなのでこの本を買ったのですが、読んでみると池波氏の作品は既読の文庫に収録されており、既に読んでしまっていたのでがっかりしました。
 しかし、他の作品も池波氏の作品に負けず劣らずといった秀作で非常に楽しめました。
 また、この本にはそれぞれの作品が収録されている底本も掲載されておりましたのでこれを頼りに読み深めてみると更に面白いのではと今から楽しみにしております。

ブルーオーシャン

 本日は中小企業家同友会の例会でホワイトブレイン代表白川健一氏の報告を聞きました。
 白川氏の報告の中でW・チャン・キム氏の著書「ブルーオーシャン戦略」が出てきました。
 この本は私も白川氏の薦めで読みましたが、本当にすごい本です。
 既存の市場をレッドオーシャン、新規に創造された市場をブルーオーシャンという言葉で表現し、既存の市場でパイの奪い合いをするだけではなく常に新しい市場の開拓が企業活動の要点となるとの戦略で、この具体的な方法を記しております。
 私なりにこの本から得た結論はお客様から愛され尊敬される会社を作ることこそが真のブルーオーシャンの目的であるということです。
 是非、一読をお勧めします。

厄年

 以前にも書いたことがありますが、今年は前厄だと思っていました。
 しかし、本日、高島易断所本部編纂の「平成二十年福壽暦」を見ていますと1月1日から2月節分までに生まれた人はその前年生まれの人と同じ本命星となると記されています。
 ということは、なんと私は昨年から既に前厄に突入し、知らない間に本厄も残りわずかになったということです。
 なんか得をしたような気もするし、よく分からない気もします。(^_^;)

鹿とブッダ

 奈良の東大寺に鹿がいるのは有名な話です。
 吉永小百合の歌にも「奈良の春日の青芝に 腰を降ろせば鹿のふ~ん」という歌もありますよね。
 しかし、以前からなんで鹿なんか飼っているんだろうと思っていましたが、本日、手塚治虫著の「ブッダ」8巻を読んでいて初めて意味が分かりました。
 ブッダがネーランジャラ川のほとりで修行しているときに、鹿に導かれて洪水を逃れた記述があります。
 その後、ブッダは鹿によって更に鹿野苑(ミガダーヤ)に導かれ、その鹿を最初の弟子とします。
 なるほど!
 鹿とお釈迦様は深い縁で結ばれているんですね。

反省

 本日は6:15のバスで新神戸に行き、新幹線で豊橋まで移動、その後京都、大阪と移動し徳島まで日帰りするというスケジュールを立てました。
 しかし、このスケジュールはやはり無理があり、大阪まで行き着来かず、京都からバスで直接帰ってきたのですが、徳島21:00の帰着でした。
 振り返ってみると豊橋で昼食をご馳走になったのが最大の敗因で新幹線の中で食事をするべきでした。
 やっぱり忙しいといってもあまりにも無理なスケジュールを立てるのはやめた方が良いですね。
 約束をすっぽかす結果となった大阪の取引先の方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。m(_ _)m

徳島文理大学

 本日は以前から親しくさせていただいている徳島文理大学中村教授の授業で話をさせていただきました。
 他の経営者の方と一緒に20分ずつの予定でしたが私だけ思わず30分くらい話をしてしまいました。
 始まるまではざわついていて、金髪の生徒もいたので心配していたのですが、思ったより真面目に聞いてくれて、質問もあり話をしたかいがありました。
 大学の授業で話をするのは久々ですが、現在の大学生の状況を知るためにもたまには良いものですね。

鬼平犯科帳

 私が好きな池波正太郎氏のまさしく代表作です。
 23巻は以前に読んでいたのですがこれで終わりになるのが残念で、しばらく読まずにいましたが、最終巻であるこの24巻を本日、読み終えました。
 この24巻も絶筆となっており非常に良いところで話が切れております。
 池波氏の三大シリーズはこの鬼平の他に「剣客商売」と「仕掛人・藤枝梅安」のシリーズがありますが結局、完結したのは剣客商売だけです。
 絶筆となっているこれらの作品を見ると本当に円熟に達した池波氏の早すぎる逝去が惜しまれてなりません。