さて、今回は・・・、
「シーツは必ず使わないとダメ?マットレス初心者の方必見!!」について記事を書きました。
「マットレスを購入したら、色々と他のものも勧められた・・・」
そんな経験ないですか?
一緒に使うのがオススメと言われても「本当に必要なの?」「いらない商品まで一緒に勧められてない?」と不安になりますよね。
今回は、マットレスを購入するときに一緒に揃えて欲しいものや、今使っているマットレスをより良く使っていただくために使ってほしいものを紹介していきます。
是非、お役立てください!
■マットレスを使うときにシーツは使うのか?
そもそもマットレスにカバーは必要なのか・・・?
そんな疑問を持ったことはないですか?
答えは「Yes」です。
マットレスにそのまま寝るのは好ましくありません。
理由は大きく分けて3つあります。
- ムレやすく寝苦しい
- そのまま寝るのは不衛生
- ひどく汚すと使い物にならなくなる
①ムレやすく寝苦しい
マットレスにそのまま寝ると、何かを敷いたときと比べて寝苦しくなります。
私たちは寝ている間に、コップ1杯分の汗をかくと言われています。
多くのマットレスでは、側生地や詰め物にポリエステルなどの吸水性のない素材が使われているので、体の下に吸水性の高い生地を敷かないと、その汗が吸収されず、蒸れやすいのです。
高品質なマットレスなどでは、コットン・ウール・シルクなど吸水性が高い素材を使用されることもありますが、ほとんどの商品では吸水性がない素材が使われています。
②そのまま寝るのは不衛生
人は寝ている間、汗以外にも、死んだ皮膚・フケ・アカ・皮脂なども体から排出されます。
簡単に洗うことができないマットレスは、何かで覆っていないと、汚れが蓄積していくので、そのまま直接寝ないようにしましょう。
また、皮膚・フケ・アカなどはダニやカビの格好の栄養源です。
寝床内の温度や湿度もダニやカビの発生・生存に適したものになる為、衛生面だけではなく、健康面にまで支障をきたす恐れがあります。
③ひどく汚すと使い物にならなくなる
子供のおねしょや、寝ている間に鼻血を出してしまった時など、拭くだけでは落ちないひどい汚れや臭いがついてしまうことがあります。
シーツなどを使っていれば、取り外して手軽に洗えますが、マットレスは洗える素材のものであっても手間がかかります。クリーニングに出すにしても、マットレスのクリーニング費は1万円以上かかるので、安くはありません。
さらに水洗いすることで、劣化して寝心地が悪くなってしまう場合もあります。
■どんなシーツを使うべき?
では、マットレスと一緒にどんなものを使うと良いのでしょう?
マットレスの上に敷くものは、「シーツ」「敷きパッド」「ベッドパッド」「マットレストッパー」の4つがあります。
それぞれどんな特徴があるのか知っておくと、自分にはどれが必要なのか、判断するときの参考になると思います。
◇ シーツの特徴
色・柄・素材・品質などバリエーションが豊富なので、自分好みのコーディネイトをすることが可能です。気軽にお洗濯できるので、清潔に保ちたい方にオススメ。
直接肌に触れるものなので、できるだけ好みの触り心地を選んでくださいね。
シーツには、「ボックスタイプ」と「フラットタイプ」の種類があります。
・ボックスシーツ
名称の通り、箱型にマチがついたシーツです。
底部にはゴムが入っている為、マットレスの四隅を合わせてかぶせるだけで、簡単にベッドメイキングが完成します。寝相や寝返りで外れてしまう心配がありません。
・フラットシーツ
シンプルな布状のシーツです。
敷き布団・マットレス両方で使用でき、きれいに畳めて収納しやすく・扱いやすい・使いやすいという特徴があります。きれいにベッドメイキングするのは少し難しいですが、慣れればシワ1つないきれいな状態を維持できます。
◇ 敷きパッドの特徴
マットレスの上に1つだけ敷いて済ませたい場合は、敷きパッドがおすすめです。
敷きパッドにはある程度の厚みがあり、1枚敷くだけで汚れを防いでくれます。
また、夏は冷感素材、冬は保温性の高い素材・・と使い分けることで、寝ているときの温度調節の役割も果たしてくれます。
マットレスをカバーしつつ、寝心地も改善してくれる敷きパッドは万能アイテムです。
◇ ベッドパッドの特徴
シーツとマットレスの間に敷いて使う、肌に直接触れないアイテムです。
敷きパッドよりも厚みがあり、寝心地をさらに良くする目的で使われます。ベッドパッドを敷くことで、寝汗からマットレスを守ってくれます。
厚みがある分、汚したときに洗濯をするのが大変なので、シーツと併用して使うのがオススメです。
◇ マットレストッパーの特徴
主に睡眠の質を向上させる目的で使うアイテムです。
基本的には、マットレスのへたりや寝心地が悪いと感じたときに補助的に使用するものであり、マットレスを保護するものではありません。
マットレストッパーはウレタンなどで作られているものが多いので、直接寝るのではなく、シーツなどを上に敷くようにしてください。
■シーツの正しい使い方は?
基本的にはシーツを一番上に敷きます。
上記全てのアイテムを敷くとすると・・
【マットレス > トッパー > ベッドパッド > 敷きパッド > シーツ】
という順番になります。
マットレス周辺アイテムは全て使わなければいけないということはありません。
多くの場合は、下記のような組み合わせになります。
①一般的な組み合わせ:【マットレス > ベッドパッドor敷きパッド > シーツ】
基本的な組み合わせになります。マットレスの上にベッドパッドを乗せて、マットレス・ベッドパッドを全てシーツで覆います。
②へたったマットレスをお使いの方:【マットレス > トッパー > ベッドパッドor敷きパッド > シーツ】
「マットレスの寝心地が硬すぎた」「へたってきて寝心地が悪くなった」という場合にオススメです。
③「買うものを極力少なくしたい」という方:【マットレス > 敷きパッド】
1枚で使いたいと考えている方は、敷きパッドを使うのがおすすめです。
肌触り・温度調節・マットレスの保護まで全て任せることになりますが、汗を吸収してくれる敷きパッドであれば、機能的には問題ありません。
また、夏用の冷感敷きパッドや、吸湿発熱素材・起毛生地の敷きパッドを利用する場合も、シーツで覆ってしまうと効果が減ってしまうため、【マットレス > 敷きパッド】という組み合わせになります。
マットレスを使うとき、ぜひ使ってほしいとおすすめしているのは、「除湿シーツ」です。
床に直置きして、敷き布団感覚で使っている方は特に、結露によるカビが発生しやすい状態です。これを防止するために、床とマットレスの間に除湿シートを敷くだけで、カビの原因となる結露を防ぐことができます。
マットレスの下にスノコを使っている人も更なるカビ対策になるので、安心してお眠りいただけます。
■シーツの洗濯の頻度は?
シーツは週1回程度、敷きパッドは2~3ヶ月に1回程度の頻度でお洗濯をしてください。
敷きパッドのみを使用する場合は、1~2週間に1回程度お洗濯をしてください。
目に見えて汚れていることがなくても、寝ている間ずっと直接肌に触れているので、生地に汗や皮脂などが付着しています。しみついた汗や皮脂はそのままにしておくと、ダニや雑菌が繁殖したり、黄ばみの原因になります。
シーツを洗濯機で洗うときは、基本的に洗濯ネットに入れて通常のコースで、特に問題ございません。厚みのあるパッドシーツや冬に使う起毛のものなどは水流の弱いコースがオススメです。
※種類によっては手洗い推奨の場合もあるので、商品についている洗濯表示を確認してから、洗濯してください。
■便利な商品の紹介
ストレッチ素材なので、誰でも簡単きれいに装着が可能です。
伸ばすだけで、ぴったりとフィットし、アイロンが要らず。なめらかで優しい肌触りで、心地よくお休みいただけます。
もっちりとした感触が病みつきになるので、ぜひお試しください!
■まとめ
マットレスは安い買い物ではありません。
せっかく買ったマットレスを少しでも長く良い状態で使い続けるために、適切なアイテムを活用し、マットレスを守りましょう。
ふとんのタカハシでは、おすすめのマットレスや周辺アイテムも取りそろえております。
興味がある方は店頭にお越しください。